6月 14日 (水)
昨夜、車中泊した「紋別港湾緑地」
よく晴れているから朝のお散歩へ🚶♀️🚶
「初代ガリンコ号」
元は三井造船の資源開発のための実験船「おほーつく」
実験終了後観光船に改造され1986年紋別市へ。名前も「ガリンコ号」と改められた。
世界初の流氷砕氷観光船。でも、そもそもが実験船のため沖へは2キロほどしか出られず乗り心地も良くなかったとか?
1996年までの10シーズン延べ8万人以上の観光客が利用したそうだ。
現役の「ガリンコ号3」
流氷をスクリューでバリバリ割って進むこの船に一度は乗ってみたい。寒いだろうけど。
「カニの爪オブジェ」🦀
高さ12m
1982年の「紋別流氷アートフェスティバル」から15年間海の中に展示されていたそうだ。
今は紋別のシンボルとしてここに展示。
ここにもハマナスの花がたくさん咲いている🩷
さ、紋別を出てオホーツク海を更に東へ野付半島へ向かおう🚐💨
夫は風邪薬を飲んでウトウトしてるから今日は朝から私がドライバー。
「しれとこ里味」
斜里町でお昼ご飯を食べて(ホッキとエビのかき揚げ・銀鱈の味噌焼き)、
野付半島へ着く頃には、天気が悪くなり気温もグッと下がり寒くなってくる。
車窓から「ナラワラ」
海水の浸水によって立ち枯れしたナラの木々。
「野付半島」
知床半島と根室半島の中間に位置し、オホーツク海に腕を伸ばすようにして広がるのが野付半島。全長約26kmの日本最大の砂嘴(さし)です。 砂嘴とは、海流により運ばれた砂が、長年に渡って堆積して作られた地形のことです。海流の浸食によってできた複雑に入り組んだ海岸線も、野付半島が多様な生命を育んでいる要因のひとつです。
ノツケとはアイヌ語で『顎骨・下あご("not-kew"/ノッケウ)です。昔大きなクジラが流れ着き、その下あごがこの崎になったという話もありますが、砂嘴の形から名付けられたと考える方が自然と言われています。
ー別海町ー
ネイチャーセンターがある所まで車で行ける。
「さみぃ〜!」夫は早々に車の中へ😨
天気がこんなだから、ホントに地の果て感たっぷり。
私は「トドワラ」まで歩き始める。
観光用にトラクターバスも出ていたけど30分くらいで行ける様だから歩いてみよう🚶♀️
センダイハギの黄色が目を惹く💛
ここにもハマナス🩷
ハマナスってトゲがあるんだ、バラみたい。
あ、葉っぱもツボミもバラに似てるって思ってググったら、やっぱりバラ科の植物だった🌹
花を愛でながら歩き始めたものの200mくらい歩いてギブアップ。
気温10℃。寒くて寒くて😨ライトダウンとマンパカだけで寒さはしのげなかった。
病み上がりだからね、ムリはしない(⌒-⌒; )
「トドワラ」
ー写真は別海町観光協会hpよりー
海水に浸食されたトドマツが立ち枯れた姿を見せる光景は、まさに地の果てを思わせる趣。荒涼とした風景が自然の摂理を感じさせます。現在でも浸食が進んでおり、いずれはこの光景が見られなくなるかもしれません。野付半島ネイチャーセンターから木道の散策路を歩くとみることができます。ー別海町ー
今夜は対岸の「道の駅おだいとう」に車中泊の予定だったけど、病み上がりの私と、風邪気味の夫にこの寒さはヤバいね。
すぐに標津町にホテルを探すけど一部屋も空いていない。釧路なら空いている。
ワタシ、釧路まで運転、頑張るよ。あと2時間か😓
夜の釧路
一昨年の北海道旅行では、この後ろを流れる釧路川沿いの駐車場で車中泊したっけ🅿️
今年は「ドーミーイン釧路」泊
釧路といえば炉端焼きだから、炭焼きの炉端焼き屋「煉瓦」へ🔥
病み上がりと風邪ひきの2人では、あまり食が進まない( ˊ•̥ ̯ •̥`)
でも、ワタシ、サッポロクラッシックはちゃんと飲むよ🍺 酒は百薬の長
この夜、夫の熱は39度まで上がった🤒
6月 15日 のち
私は食欲も戻り回復。朝からドーミーインのバイキングを欲張る😆
でも夫は熱が下がらない。
「寒い寒い」と助手席で縮こまっている😨
とりあえず予定していた阿寒湖へ向かう。
でも、夫はカーブを曲がるたびに「気持ち悪い…」、ブレーキを踏むたびに「おえっ、吐きそう…」と。
黙って寝てて☝️ (冷たい?笑)
阿寒湖に着いたら急に晴れてきた☀️
阿寒湖に着いてアイヌコタンの土産物屋であーちゃんのお土産を買う。
毎朝7時、安住アナとシマエナガダンスを踊るのが日課のあーちゃん。きっと喜ぶはず♡
お昼になっても夫は気持ち悪くて何も食べられない。でも薬を飲むには何かお腹の中に入れておかないと。
セブンでゼリーを買って無理矢理食べさせて薬を飲ませる。
それから、明日は雌阿寒岳に登る予定だったから登山口の様子を見にオンネトーへ行く🚐💨
雌阿寒岳登山口
登り2時間半くらいのコース。
阿寒富士までは行かなくても、雌阿寒岳から阿寒富士が間近に見られそうだ。
「オンネトー展望デッキ」
左が雌阿寒岳。右が阿寒富士。
ヤダ、何よ、こんなにスッキリ姿を現しちゃって⛰️♡
魅力的な火山独特の山肌をしている〜♪̊̈♪̆̈
阿寒富士の三角錐もスッキリしている〜♪̊̈♪̆̈
コレを見てしまうと登りたくて登りたくて
登山口やトイレや駐車場や温泉を確かめてる私を見て、
「明日一人で行ってきていいよ。オレ、車に居るから。」と、夫。
…😑…
ホント…迷いましたよ…
トイレの入り口にはクマ出没の張り紙( ̄(工) ̄)
でも、クマ鈴2個付けて辛子スプレー持って行けばいい。林を抜けてしまえばスコリアの登山道にクマはいないだろう。
ただ…オデコに冷えピタを貼ってブランケットにくるまって震えているこのオトコを置いて行く⁉️
「あの時、アンタは具合いの悪いオレを置いて山へ行った」と、死ぬまで言われそうだ😓
やめた💔
うん、やめるよ
また北海道へ来る理由の一つに残しておくよ。
八甲田へも登れなかったし、礼文島へも渡れなかったし、雌阿寒岳までも…(涙)
でも、最後の旭岳には2人で登れるように体調を整えよう。私も回復したとはいえ、夜中にまだ咳が出るから。
今夜も車中泊はムリそうなので、ドーミーイン帯広に泊まる事にした。
雌阿寒岳に後ろ髪をひかれながら帯広へ向かう🚐💨
ホテルで少し横になると汗をびっしょりかいた夫が「なんだか急に楽になった」と。熱は37℃。
そして「腹が減った」と。
あー食欲が出てきて良かった♡食いしん坊の夫は食欲さえ戻ればもう大丈夫👌
「帯広と言えば肉丼とインディアンカレーだよね。」と、突然夫。
ヤダ急に元気(・_・;
ケンミンショーでやってたインディアンカレーだね🍛
ホテルのすぐ隣りにあった。
朝からろくに食べてないからお腹空いたでしょう。
でも病み上がりにカレーって??
インディアンカレー…ただしょっぱいだけのカレーだった。480円と激安だったけど笑
ともあれ夫が解熱して食欲が出てきて良かった良かった♡
…って、ちょい待ち!この夫の様子なら、明日、夫を置いて雌阿寒岳を1人で登れたんじゃない?
阿寒湖に泊まればよかったとつくづく後悔する
ー昨日今日の行程ー
私が夫に風邪をうつした分、ドライバーで罪滅ぼし。
2日間、発熱夫を横に乗せてひたすら無言ドライブ。
😑
Spotifyの音量を下げてボソボソ口ずさみながら笑
でも、北海道の道は広くてまっすぐで、時々、鹿やキタキツネが顔を見せてくれるから軽快に走る事ができた♪
😷 🚐💨 😑