「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

今想う… 「あの夜のクリスマス・ソング」(ウィスキーと恋、そしてクリスマス)

2021-12-24 12:00:01 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

中学生から高校生くらいの頃
クリスマスの夜って、ホント
「とんでもなく好きだった」
んだよね。

その理由は
「夜遅くまでクリスマス・ソングを聴けるから」
っていうだけでね(笑)
もう「本当に好きな時間」だったんだよ!
クリスマスイブとクリスマス当日がさ!

この2日間は
他の音楽を一切聴かず、じっくりと
「クリスマスソングだけを浴びる」
ワケ!
「至福の時間」
とは、よく言ったものだ!

ほらっ、クリスマスソングって
名曲が多いじゃない!
ジョンやポールは勿論、
ビング・クロスビーからワムまで!
この日しか聴けない曲がさ!

まあ季節ソングだから
仕方ないんだけれど
クリスマスが近くならないと
雰囲気が出ない…
ってのもホント残念なコトさ。

今だから言えるけれど
俺は中学生の頃から、家にあった
「ホワイト・ホース」
(スコッチ・ウィスキー)
を部屋に持ち込んでは、
チビリチビリやりながら
聴いていたもんなんだよ!
あの時間こそ最高だったよなぁ。

「ホワイトホース」が
物凄く美味く感じていたしね(笑)。
その後は演奏場で知った
「エイシェント・エイジ」
っていうバーボンを好きになり
それに取って変わったんだよね。

まだ飲んだことが無い方は
是非Barで両方とも試して欲しいな!
どこの店でもそれほど高価では無い
と思うからね!

その後のクリスマスというと
女の子と過ごしたり
自身のライブでステージに居たり…と
「全く違うクリスマス」
になってしまい、今に至るワケでさぁ…。

「純粋に音楽と向き合っていた…」
そんなあの頃に戻れたら
どんなにか良いだろう…
な〜んて考えたりもするんだ。

でもねぇ、
色々な経験をし、歳を重ねた今
あの純粋な気持ちで
クリスマスソングに向き合うコトって
もう難しい気もしているんだ。

嗚呼イヤだねぇ… 
大人になるって(笑)

「本当の恋」
を経験する前に聴いた
あの「ラブソングたち」が
キラキラしていた様に
子供の頃のクリスマスソングって
「儚い夢の時間」
を俺に与えてくれたんだ。

世界の子どもたちに
メリー・クリスマス!

《 編集長「MASH」筆》