毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』!
今週も『私の一口コラム』と『その週のライブインフォ』をお届け!
ここ何回かファズの話を続けていたこともあり、エフェクターの接続による音の変化に血道を上げておりました私ことハウリンメガネ。
あれやこれやと接続順を試しては入れ替え試しては入れ替えを繰り返し、やれフランジャーはどうだ、それワウはどうだと繰り返しているうちに、ふとクリムゾンの『エレファント・トーク』のような音が出て思い出したのがエイドリアン・ブリューのこと。
なんでもブリューのおっちゃん、フリップ先生公認でトニー・レヴィンと「ビート」なるディシプリンクリムゾンをレパートリーにしたバンドを組んでアメリカを周るらしいのだけど、なんとギターがザッパ門下同窓生のスティーヴ・ヴァイ(ちなみにドラムはこれまたフリップ先生と交流のあるトゥールのダニー・ケアリー)。
ブリューとトニーが居るとはいえ、ヴァイとダニーが入るとなるとクリムゾンとはだいぶ異なる音になりそうで私としてはかなり興味深いのだけど、今のところ日本に来るというアナウンスはなし(来て欲しいけどねぇ)。
普段フリップ先生の方にフォーカスしがちな私だけど、ブリューのギターも好きなんですよ?
ファズの歪みとフィードバックによるロングトーンをコーラスエフェクトとトレモロアームで震わせたり(トーキングヘッズの『ボーン・アンダー・パンチズ』)、フリップ先生と拮抗するシーケンシャルなアルペジオを歌いながら弾きこなしたり(クリムゾンの『フレーム・バイ・フレーム』)、勿論十八番のギターによる象の鳴き声、カモメの鳴き声の再現も忘れちゃいけない(前者はクリムゾンの『エレファント・トーク』、後者は『マッテクダサイ』。ちなみに後者はボトルネックで弾いてるぞ!)。
でも私がこの人のプレイで一番好きなのは『セラ・ハン・ジンジート』のカッティング。
JC-120と思わしきパキッとした硬い音で奏でられるアフリカンビート的なリズムとインドネシアのケチャを思わせる不思議なコードリフの組み合わせは今聴いても唯一無二。
……ビートで来日しねえかなぁ!ブリューはまだ生で観てないんだよなぁ!
というクリムゾン馬鹿の独り言でございました。
てなところで今週のライブインフォ!
【日時】
2024年6月29日(土)
OPEN12:00/START13:00
【会場】
守口Ks 本店
守口市八雲中町1-2-13
大阪メトロ谷町線 守口市駅より徒歩5分
https://maps.app.goo.gl/bwnWByAVJMMmvZgu6
【チャージ】
¥2,000(1ドリンク込み)
【出演(※出演順とは異なります)】
みどりん/中納大輔/yosshy! /なわミンズ/hisui/あっじー/シーゲル/ハウリンメガネ
んじゃまた来週!
<ハウリンメガネ筆>
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