この『巨人3連戦』は初日を台風接近で中止とし、
2日目の前日(8月17日)は大量失点による敗戦。
絶対に負けられない最終戦を『ハマスタ』で取材観戦した。
スコア的には接戦ながら
先発の両投手
(ベイスターズ『ケイ投手』と巨人『菅野投手』)
は蒸し暑さからか、決して本来の投球ではなく
強いて言えば『粘りの投球』で抑え続ける・・・
そんな展開が続いた。
最近当たっている
『梶原選手』のホームランによる1点を
『ベイスターズが守り切る展開』
だったのだが、8回に
『伊勢投手』『山崎投手』2人を継ぎ込むも
巨人『坂本選手』がタイムリー2塁打を打ち同点に!
ここの場面
打たれた『山崎投手』の配球が俺は気になった。
この日の『山本捕手』はインコースを攻めるリードを多用し
巨人打線を強気に抑え込んでいた。
この場面もインコースで2ストライクに追い込んでいた。
しかし
『ベンチからの指示なのか』
(この場面は1球毎にベンチを見る山本捕手)
この後『外角低めに要求』するのだ。
しかも『その2球も際どいながらボール球になってしまう』
俺は「インコースにタイミングが合わない彼にナゼだろう?」
と呟いていたのだが、もうこうなると『坂本選手』も
「次はインコースしかないだろう」と読んでいた。
そして案の定『インコースを痛打された』というワケだ。
ちなみに、この日の『山崎投手』は
『球も走っていて、調子は悪くなかった。』
それだけに、あの『2球の外角への投球』が悔やまれて仕方ない。
その後は両チームの投手が踏ん張り
延長戦も11回に入り、裏の『ベイスターズ』の攻撃。
そこでドラマが起こった。
この回最初のバッター
4番の『オースティン選手』への投球。
巨人は変わったばかりの『平内投手』
その初球だった。
外角低めに構えたキャッチャーに対し
真ん中高めに浮いたストレートを完璧に捉えた!
そのボールは「打った瞬間に分かる!」
そんな左中間中段へのホームランとなった!
広島戦の『森原投手』同様
『完全な失投』だったが(詳しくは以下記事を↓)
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/243e37d76f4b928d9e683b1640a2b4d9
やはり打った『オースティン選手』を褒めるべきだろう。
「絶対に勝たなきゃいけない!」
そんな試合で勝利した
『ベイスターズ』は首の皮1枚つながった・・・
そんな状況だろう。
ハマスタ全体が狂喜乱舞する中、
「自分の仕事をしたまでさ!」
とクールにヒーローインタビューに答える彼。
「まだまだシーズンは残っているぜ!」
と言わんばかりに、
試合後も集中力を保っている様に見えたゼ。
巨人サイドとしては
10回に4球で横浜を抑えた
そんな『大勢投手』を変えたところが分岐点だったろう。
投球数から言って『回またぎ』でも良かったと思うが、
打順が回って来たので代打が出されてしまった・・・
という感じだ。
どちらにせよ
「野球は流れが大きく左右するスポーツだ」
この様に少しのボタンの掛け違いにより
『勝敗を左右する』
点が面白い。
まだまだ『ベイスターズ』は喰らい付かないといけない!
今後も本紙では『ハマスタ取材』を増やし論じていく。
大いに期待してくれてイイ!
『MVP』コーナーは木曜日に回す事をお許し頂きたい。
じゃ、また!
《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》
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