毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』!
今週も先週に引き続きライブなし!故に『私の一口コラム』のみお届け!
なーんか腰に違和感が……?
実は今朝(これを書いている9/30)から腰の右側、腰骨の辺りがウズウズするのである(痛みも動きづらさもないけど)。
秋の気配がしてきたこともあり、土日両日ふらりふらりと普段より長めの散歩をしたのだけれど、まさかそれか……?加齢……なのか……?
けれど、それにしては脚はなんの痛みも熱もない。健康そのものだ。
とすると、寝る時の姿勢が悪かったのか?だがその割には首も腕もなんの問題もない。
一体なにが悪かったんだべか?と訝しみつつ出勤。
仕事中も椅子から立ち上がった時に疼きを感じる程度でなんのトラブルも起きず。
まあ、別に痛むわけでもないし……と放っていたのだが、休憩中になんの気なしにつま先を上げ下げしていてふと原因に思い至った。
そうだ!土日にワウを踏み倒していたのだ!
ここ数日、自分にとって最小限のペダルとはなんぞや、と手持ちのペダルをとっかえひっかえしていたのだが、その中でもやはりワウの使い勝手の良さに改めて感心し、この使い方はどうだ?こんなアプローチならどうだ?この弾き方と組み合わせたらどうだ?と土日にずーっと右足でワウワウ唸らせていたのである(この途中で気分転換に散歩に出たのだ)。
小僧の頃からずっとワウペダルは足元にセットしているのだが、まあ、これほど潰しの利くペダルも中々ない。
定番のファンキーなカッティングに合わせたリズミックな踏み方からつま先側に踏み込んだ状態のトレブルブースター的なサウンド。逆に踵側に踏み込めばクリーム時代のクラプトンのようなウーマントーンも出せるし、半踏みで止めればマイケル・シェンカーのようなクワッとしたミッドブーストサウンドも出せる。
ゆっくりと開閉すればフェイザーともフランジャーともつかないフィルターモジュレーションとでもいうような効果になるし、半踏みの状態で踏みこみ加減を細かくいじればどこかリングモジュレーターにも似た、唸りと不可思議な倍音が混ざったトーンも出せる(このリアルタイムに足でトーンをコントロールできる、というのがワウペダルの利便性をここまで引き上げているのでしょうな)。
そんなことを改めてやり倒していたら普段使っていない右腰に負荷がかかっていた、というわけだ(まさかワウペダルの踏みすぎで筋肉痛(みたいなもん)になるとはクライド・マッコイでも思うまいよ。あ、マッコイはラッパ吹きだからそもそもペダルは踏まんか)。
少しずつ気温の下がってきたこの頃。冷えは筋肉の大敵!皆さまも体調にはお気をつけて。というお話でございました……え?ワウペダルの踏みすぎで筋肉痛になるのはお前ぐらいのもんだって?
五月蝿え!踏め!ワウペダルを!筋肉痛になるまで!
以上!また来週!
<ハウリンメガネ筆>
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