「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

今日は『ブルース』を語ろう!

2024-07-18 10:37:05 | 編集長『MASH』のヘビー級コラム『ハードパンチBlues』

先日『ボトル』について書いた。
お陰様でコレ物凄いアクセス数で本当に感謝したい!

なにせ『この半年間で一番読まれた記事』だったわけで
『2024年上半期ベスト10』で堂々の1位を獲得!
先ずはコチラを読んでから今日の記事を読んで貰いたい。
       ↓

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/fe79fc0a9a68b38605516fd6c4766d66

さあ、筆が乗って来たので
今回も『ブルース』について書こう。

今更ながら本紙のタイトルは『ハードパンチ・ブルース』でR。
コレは日々『ハードパンチ』に生きる中で、そこには『必ずブルースがある』
という意味から俺が名付けたわけだが、
根底にはこの『ブルース』と言う部分が重要でもあるんだ。

では、「いったいブルースとは何だ?」
コレは大きな問い掛けでもある。

先日『明石のブルースマン』としてお馴染み
本紙副編集長の『ハウリンメガネ』との電話会議中
「結局のところブルースって愚痴じゃない?」
と彼は言っていたのだが・・・
必ずしも「そうとも言えない」俺がいる。

勿論ブルースって『音楽の1(いち)ジャンル』でもあるのだが、
古館一郎氏のトークライブ『トーキング・ブルース』でもお分かりの通り
『世間に対する問題定義や攻撃をも含んでいる』気がしてならない。

『メガネ』の言う『愚痴』だと
『少し攻撃性が弱く、自己完結型』
に思えてしまうので、
必ずしもそれ一辺倒ではないと言えよう。

そう考えると、
『愚痴』からスタートしたブルースを
『愚痴のまま終わらせるのか』
それとも
『解決策を模索するのか』
それこそ
「歌詞の持って行き方で何種類ものブルースが生まれるといってイイ!」

以下はその『ブルース歌詞』を例に解説したい。

郵便屋さん今日も俺には1通も来ないのかい?
昨日も、一昨日も、それこそこの半年間手紙が来ねえ・・・
いったい彼女はどこへ行っちまったんだ。

今や手紙の部分が『メール』や『いいね』とでも成り変るのだろうが(苦笑)
これぞ『愚痴の典型的ブルース』であり『どん底ブルース』と言えるだろう。
勿論、俺も「嫌いではない!」

しかしコレを少し変えると

郵便屋さん今日も俺には1通も来ないのかい?
昨日も、一昨日も、それこそこの半年間手紙が来ねえ・・・
分かったよ!俺から手紙をいっせいにバラ撒いてやるさ!

この様に攻撃性を加え、解決型に仕上げる
コレもまたブルースである。
ちなみに今週書かれたハウリンメガネによる
『今週のハウリンメガネ』はこの手法で書かれているゾ!
(お読みで無い方は以下をどうぞ!)

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/6e5acfe6f22b7fad25e7349ddf149623

歌詞を作る際、色々な方法が有ろうが
『ミュージシャンの人間性やその時のメンタルが色濃く出てしまう』
それが歌詞の部分だと俺は考える。

ブルースは音楽の基本形(規則性)がシッカリとある分
『歌詞の部分が重要であり、伝えたい事がハッキリしている』
方がリスナーにも伝わりやすいと言える。

俺が十八番とするマディの名曲
『マニッシュボーイ』
には
『愚痴の要素は全く無い』
彼はライブで歌詞を変えているが
その歌詞を要約すると、こうだ。

子供の頃、ママは言ったぜ!
「他の子とは全然違って男だわ!」
そう!俺は男だ!

俺は21歳になった。
女たちは俺を待っている
俺は男だ。
Boyじゃねえぜ!
男なんだ!

転がる石のような男!
絶倫男さ!
マニッシュボーイなのさ!

いかがだい?
コレぞ『ハードパンチブルース』に相応しい!
ジェンダー時代に「あえて歌い続けるべき歌」であろう。

「男は野生的でイイ!」
コレもまた否定する事の出来ない考えさ!

読者の中には
『男らしさに疲労する輩』
も居るだろう。

「もちろん男で居るコトに疲れて、弱々しく生きても構わん!」

ただ、俺は絶対にしない!
なぜかって?
「愚痴で終わるだけのブルース人生は嫌だから」
そして何より
『I'M a MAN!』
だからさ!

もう、お分かりであろう。
「カッコイイ!」そんなブルース・ソングって
いつも『ハードパンチブルース』なんだよ!

「ブルースに逃げ込むと出れなくなっちまう・・・」
そう嘆くくせに、ズッポリと沼にハマッテイル・・・
そんな大人には俺「飽き飽きしている」のよ(苦笑)

だからこそ本紙は
『ハードパンチブルース』
を貫き、読者諸君を応援する一役でありたいワケさ。

「ブルースは誰にでも忍び寄る・・・」
ご注意あそばせ!

今日はココまで!

《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》

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