12の楽しみ!

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歌詠み 18

2021-02-05 11:08:01 | 歌詠み

時は流れ、状況は一変する。

追い求めすぎると、受け入れることを忘れる。

 

 

歌詠み

 

氷張る 朝のジョギング 身を切りて 君の温もり この手袋に

 

 

 

 

透きとおる 風の中に 街歩き あなたの声が 今、暖かく

 

 

 

 

初めから 愛ではないと 知りながら あなたへ幻想 重ねた日々よ

 

 

 

 

ただ君に 新しき朝 小雪舞う 時流れても 想いは熱く

 

 

歌詠み:歌作ること、人。

最近のお気に入りのひとつ

 

春の野に 霞たなびきうら悲し この夕かげに 鶯鳴くも

 

 

大伴家持(おおとものやかもち):万葉集、大伴旅人の子。

『うら』は『こころ』。『夕かげ』は『夕方の光』。

意味は、春の野に霞がたなびいている。なんとなく悲しさを感じる。夕暮れの光の中にウグイスが鳴いていて・・・。

春を謳歌する歌が好まれた時代にちょっと斜めからの歌。当時はあまり好まれなかったようだが、近代になって再評価され現代にいたる。

人生50年の時代に35、36歳ごろに詠んだ歌らしい。現代なら70歳前後の心持ちかな。

1200年以上たって現代人に響いてくる歌。人の気持ちは深いところでは不変なのかも。✨😊

 

 



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