時は流れ、状況は一変する。
追い求めすぎると、受け入れることを忘れる。
歌詠み
氷張る 朝のジョギング 身を切りて 君の温もり この手袋に
透きとおる 風の中に 街歩き あなたの声が 今、暖かく
初めから 愛ではないと 知りながら あなたへ幻想 重ねた日々よ
ただ君に 新しき朝 小雪舞う 時流れても 想いは熱く
歌詠み:歌作ること、人。
最近のお気に入りのひとつ
春の野に 霞たなびきうら悲し この夕かげに 鶯鳴くも
大伴家持(おおとものやかもち):万葉集、大伴旅人の子。
『うら』は『こころ』。『夕かげ』は『夕方の光』。
意味は、春の野に霞がたなびいている。なんとなく悲しさを感じる。夕暮れの光の中にウグイスが鳴いていて・・・。
春を謳歌する歌が好まれた時代にちょっと斜めからの歌。当時はあまり好まれなかったようだが、近代になって再評価され現代にいたる。
人生50年の時代に35、36歳ごろに詠んだ歌らしい。現代なら70歳前後の心持ちかな。
1200年以上たって現代人に響いてくる歌。人の気持ちは深いところでは不変なのかも。✨😊
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