狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

風と白樺

2013年06月10日 | 俳句
標茶町郷土館の前にある白樺の木を風が吹き抜けていきます。若葉風です。
ホトトギスの新歳時記(286ページ)に次の句があります。

  若葉風吹き落ちて来る縁にあり   高浜年尾

  雪嶺の麓に迫る若葉かな      野村泊月


開館の1時間前に着いたので玄関前の階段に座り、待っていました。見上げると白樺の若葉が風で裏返り、表を見せ、遊んでいます。高い梢はよく遊び、下の兄貴葉は少し揺れるだけです。
白樺の木は建築材にも家具にもならず、薪にもなりません。美しい幹と葉に全てがあるようです。樹液ジュースは採れますがね。

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海鞘の塩辛作りました

2013年06月09日 | 美味紹介
海鞘を買い込み「塩辛」を作りました。
海鞘を適宜な大きさに切り、備前の塩と混ぜました。そして宝山芋麹全量を煮切り加えました。
瓶に詰め、3日後が楽しみです。報告しますから待っていてください。

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標茶町郷土館

2013年06月09日 | 道東紹介
標茶町へロケットⅢで行ってきました。なんか来たことがあるなあ、・・・そうだ塘路湖へワカサギ釣りに来たのだ。その反対側に標茶町郷土館は有りました。明治18年に北海道集治監釧路分監本館(刑務所の事務室)として建てられました。その後軍馬補充部川上支部の事務所として終戦近くまで使用されました。元々塘路湖畔ではなく標茶高校の敷地内から現在地へ移転しています。中には民具、石器、土器はく製などが展示されています。そしてすぐ近くには駅逓もあります。

この地方に残された建築物には刑務所関係が多く、美しい姿を誇っています。文明開化の明治となり、西洋の文物や近代化が怒涛のごとく流入する中、その流れに抵抗したり罪を犯した人々が流刑地としてこの地に流されました。懲役刑であっても、硫黄山での過酷な労働により次々と斃れて行きました。そのような歴史があるのに建築物はあまりにも美しい。

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カラスと蕨狩り

2013年06月07日 | 狩猟と銃
害獣駆除(カラス)で午後出かけました。少し前までは沢山いたのに発見できません。農家の牛舎裏にいますが発砲はできません。銃声に驚き牛が暴れ、事故になっては大変です。鹿撃ちで入った林に行きました。以前は沢山いて、鹿の処理をしていると何十羽も集まって来たのにゼロです。情報が漏れているようです。
地面に視界を広げると「ウッ・・・・ワラビ、蕨」です。

もうカラスはどうでもよくなり、蕨狩を始めました。段々と腰が痛くなってきますが、配布先がチラつき頑張りました。長く、太く、根元でポキッと折れる蕨です。
一軒配った残りです。

さあ、アク抜きが大変だよ。

追記
以前は椿の葉を6枚ほど入れ、熱湯を掛けました。一晩たつといい具合にアクが抜けました。この近所には椿の葉がないので、重曹でアク抜きをします。

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