福音の力を体験せよ 157
“わたしはあなたを教え、あなたの行くべき道を示し、わたしの目をあなたにとめて、さとすであろう。あなたはさとりのない馬のようであってはならない。またラバのようであってはならない。彼らはくつわ、たづなをもっておさえられなければ、あなたに従わないであろう。”(詩篇32:8、9)
神様は、皆さんの心に、静かな細い声で語りかけられることでしょう。神様は皆さんを、馬やラバのように縛って、無理やり引っ張るようなことはなさいません。私たちに、静かな細い声で語りかけられるのです。それから皆さんは、自由に選択できる状態に置かれます。そのとき、どうか逃れる道を選んでください。自分自身を主に屈服させてください。
私たちは、自由な道徳的存在です。誘惑がやってくるとき、どうするかを自由に選ぶことができます。天の父なる神様に屈服するか、それともサタンに屈服かを選ぶのです。どちらの側に屈服しようと、選んだ側の僕となるのです。
宇宙戦争 31
私たちがみ国に入る直前に、神様が一瞬で品性を変えて下さり、天国にふさわしい者に創り変えて下さるに違いないと考えている人はいませんか。それは幻想です。そのようなことはありません。私たちは、再臨の前までに、罪を犯すことが出来ないようになっていなければならないのです。イエス様と似た品性に変えられていなければ、最後の時になって、「あなたを知らない」という悲しい声を聞かなければならないのです。
ですから皆さん、目を覚まして下さい。再臨の直前に、神様が一瞬で人を変えて天国にふさわしい者にして下さるのだとしたら、人類のこの長い歴史は何だったのでしょうか。アダムとエバが罪を犯した時、「どうしたんだいアダム、わかったよ、私が変えてあげるからね」と言って、神様がアダムを創り変えて、エデンの園にそのまま住まわせてくだされば、それでよかったのではありませんか。