新しい年を迎えた。一年と3ヶ月ぶりにNHK明日へブログを開いた。
名取市の高橋久子さんのブログ「ハマボウフウに再会」では、閖上海岸で3年8ヶ月振りにハマボウフウに再会した感動が記されている。あの津波に耐えて生き残り、私達に無言でエールを送ってくれていると。
ハマボウフウはセリ科の植物で、海岸の砂地に自生し、深く根を下ろして砂浜を守ってくれるそうだ。高橋さんが閖上海岸を訪れたのは11月、写真で見せて下さっているハマボウフウは、開花を終えて黄ばんで朽ちようとしている。どこか悲しいのは、その砂浜に7mの堤防が築かれていることだ。ハマボウフウは自分の役目を知っていて、健気にもその役目を果たそうとして地下から這い上がって来たのに、7mの防潮堤は冷たく立ちはだかっているようだ。
私なんぞはど素人だから、防潮堤よりも滑走路を高地に向けて走らせて車や飛行機での素早い避難に使ったらどうかと思うのだが。
高橋さんは、被災で汚れ傷ついた写真の閲覧会(瓦礫撤去作業中に見つかったものなど)に出掛けておられ、そこで、昔や直近の傷だらけの写真に再会しておられる。
「再会・ハマボウフウ」M50 2015.3
高橋さん撮影したハマボウフウの写真を私の中でイメージを膨らませて作品にしてみた。
名取市の高橋久子さんのブログ「ハマボウフウに再会」では、閖上海岸で3年8ヶ月振りにハマボウフウに再会した感動が記されている。あの津波に耐えて生き残り、私達に無言でエールを送ってくれていると。
ハマボウフウはセリ科の植物で、海岸の砂地に自生し、深く根を下ろして砂浜を守ってくれるそうだ。高橋さんが閖上海岸を訪れたのは11月、写真で見せて下さっているハマボウフウは、開花を終えて黄ばんで朽ちようとしている。どこか悲しいのは、その砂浜に7mの堤防が築かれていることだ。ハマボウフウは自分の役目を知っていて、健気にもその役目を果たそうとして地下から這い上がって来たのに、7mの防潮堤は冷たく立ちはだかっているようだ。
私なんぞはど素人だから、防潮堤よりも滑走路を高地に向けて走らせて車や飛行機での素早い避難に使ったらどうかと思うのだが。
高橋さんは、被災で汚れ傷ついた写真の閲覧会(瓦礫撤去作業中に見つかったものなど)に出掛けておられ、そこで、昔や直近の傷だらけの写真に再会しておられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/00/9f1a475e70c88a6294401243f99ba341.jpg)
高橋さん撮影したハマボウフウの写真を私の中でイメージを膨らませて作品にしてみた。