TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

スプーンを彫る

2020-11-18 08:36:00 | 木のカトラリー

木のカトラリーをつくり始めた、今から5年くらい前の作品です。




ブログを始めて2回目にupしている写真に、フォークやナイフ等と一緒にこのスプーンも写り込んでいます。





このスプーンは、木のカトラリーづくりの最初の一歩に当たる作品で、わたしにとっての入門書である『手づくりする木のカトラリー』を横に置いてつくったことを懐かしく思い出します。

あの頃、家にあった彫刻刀ぐらいしか道具を持っておらず、1日1ヵ所は指に怪我をしながらつくっていました。

1kg、1000円でケヤキやウォルナットの端材を購入し、四角い木の塊からスプーンやフォーク、皿、バターケースなど彫ることに夢中でした。





私もまだ働いており、日常の仕事とは全く違う領域で没頭できる趣味を見つけた事で、いい気分転換=リフレッシュができたのかなと思います。




今、こうして見ていると、拙さばかりが目についてしまいますが、その時は夜遅くまで時間を忘れて彫ったカトラリーです。


ある意味、私を初心に戻してくれる作品です。









他にもありました漆調! <ペンケース>

2020-11-12 08:10:00 | 木のカトラリー
木のカトラリーや木彫りの器は、数日から数カ月かけて完成させます。

なかには、数年手を入れ続けても納得できないモノもあります。

「完成!」とか「出来上がりー」とか言えないというのが正直なところです。

ゴールが無いようなものですから、なかなか「これで終わり!」が見つからない。


でも、このペンケースは何度も漆調の塗料を塗っては乾かし、塗っては乾かしを繰り返して "完成“ させました。


蓋は杢目を生かし、無垢のまま。




身の部分は、黒で塗り上げました。





蓋を開けると、鮮やかな深紅。




蓋の内側も深紅にしました。




自分で納得できるとこまで到達するか、妥協するかですかね。


プロでもないのに、そんなに意固地にならなくても… 、とはよく思うのですが。

それでもねぇー、やっぱりねぇー…







椀を彫る

2020-11-10 09:17:00 | 木のカトラリー
久しぶりの「カトラリー」です。

以前につくった器がありました。

「完成した!」という気持ちにはまだなっていないので、ブログにupするのを躊躇っていました。

でも、今日のNETAがないので、急遽、登場してもらうことになりました。




直径が17㎝、高さが4㎝で硬い欅(ケヤキ)の材を彫ってつくりました。




器の内側や外側に何度も紙ヤスリをかけているのですが、なかなか納得いく仕上がりにはなりません。

つくり始めて、すでに2年も経ってしまいました。

でも、杢目自体がキレイなのでそこは気に入ってます。




今日のブログへのupで “完成” ということにしようかな





孫用、木の玩具<キッチン>

2020-10-14 12:38:00 | 木のカトラリー
最後の"コーヒーブレイク” になりそうです。

「レンジ」と「食器棚」をつくったときに「キッチン」も一緒につくりました。


タイトル画面のフライパンはIKEAで買った市販の玩具です。

また、シンクにはめ込んでいるボールや引出しの底に使っているトレーはホームセンターで買った日曜雑貨です。




昔だったら、ガスレンジだったと思いますが、今は IH です。

 IH の下の部分はオーブンかな?



最先端のキッチンにもシンクは必要です。

このシンクの水栓は、ナント "蛇口” です ‼︎




もちろん、 "蛇口” はクルクル回りますよ。


「今どきの子どもは "蛇口” の水栓を見たことがあるかナァー…  」






















孫用、木の玩具<食器棚>

2020-10-12 08:10:00 | 木のカトラリー
またまた"コーヒーブレイク” です。

我が子が使っていた2段ベッドの片われは、「孫用玩具のレンジ」だけでなく、"ままごと” に使う「棚」にも再利用されています。



この食器棚も天井部に取っ手を付けました。

棚の高さも調整できるようにしていますし、内側正面の壁に飾り模様も付けました。



底板は、板の幅を広げるために2枚の板を平行に並べ、楔の材をはめ込み固定しました。



これを制作した頃は、いろんな手法を試してみたかったのかなと思います。


この食器棚も、孫のお友だちが見えた時に使う"ままごとセット” の必需品のようです。