TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

孫用、木の玩具<レンジ>

2020-10-10 08:40:00 | 木のカトラリー
またまた"コーヒーブレイク” です。

包丁(ナイフ)とまな板(カッティングボード)を使って具材を切ったら、次は調理です。

「現代生活にはレンジが欠かせない!」

と、考えてツマミが付いたレンジを作りました。

もちろんツマミは回せるようにしています。

上の大きなツマミは、握りやすいように凹凸をつけ、仕上げに"漆調の塗料” を塗りました。

下の小さなツマミは、回すと「カチカチ」と音が出る仕組みになっています。


扉には中が覗けるよう、透明なアクリル板の小窓が付いています。

持ち運びができるように、天井部に取っ手も付けました。




白っぽい板材は、ホームセンターから買ってきた軽い桐の集成材で、加工が簡単でした。

茶色い部材は、我が子が使っていた2段ベッドの片われを再利用しています。


この2段ベッド、他にもいろいろ"変身” しているので、機会があればまた紹介できればと思います。
















孫用、木の玩具<ままごとセット>

2020-10-08 11:06:00 | 木のカトラリー
前々回に続き"コーヒーブレイク” です。


孫がやっとお座りできるようになった頃、気の早いじぃじは "ままごと” セットをつくったのでした。




まな板(今は "カッティングボード” と言うみたいですが…)は、やはり古くなったソファーの肘掛で、ショートケーキ🍰にもチーズ🧀にも見えるのは欅の端材でつくりました。

人参をブラックウォルナットでつくったら、黒くてゴボウみたいになりました。

内側に磁石を取り付け、木の包丁(ナイフ)で切れるようにしています。



他にも、タマゴやお肉みたいな形の具材をつくりましたが、何に見立てるかは当事者におまかせです。





つくった後で気がついたのです。

"円い⬜︎⬜︎⬜︎も、切りようで四角… “

「これは、立方体の断面の形を遊びの中で学べる玩具かも知れない!」と。


でも、孫は当時1歳前、木の包丁をちゃんと握ることもママなりません。

そんな孫に、将来の天才少女の姿を重ね合わせて見ていた孫バカじぃじでありました。














子ども用のスプーン&フォークを彫る

2020-10-06 09:01:00 | 木のカトラリー
昨日、連れ合いと二人で県境を越えて孫の顔を見に行ってきました。

そうです、以前、ブログで紹介させてもらった「子ども用の椅子」も「赤ずきん」の操り人形も「ブレーメンの音楽隊」の動物たちも、この孫の喜ぶ顔を思い浮かべながらつくったのでした。









孫のためにつくったモノは「赤ずきん」の操り人形と「ブレーメンの音楽隊」の動物たちだけではありませんでした。

娘夫婦の住む家に、孫が生まれてからつくった子ども用の木工品が幾つかありましたので、今回、写真を撮ってきました。


子ども用ですので、"コーヒーブレイク” のつもりで見てください。

今回は、子ども用のスプーン&フォークです。






子どもが口に入れて噛んでも欠けることのないように、非常に固い材(多分、黒檀だと思います)でつくりました。

今は孫のお友だちが来た時に、"ままごと” して遊んでいるとか。

孫の友だちづくりに役立ってるようで嬉しいことです。


かつて制作した手づくり玩具を1カ所に集めスマホで写真を撮っていると、孫が近づいてきて、

「ジィジのおウチにもっていくの?」

と、不安にさせてしまいました。



"コーヒーブレイク” は続きます… 














スライド式の蓋が付いた小箱をつくる

2020-10-05 10:05:00 | 木のカトラリー
厚い木片から何枚かの薄い板を切り出し、木箱をつくりました。

サイズは、タテ45mm×ヨコ95mm×高さ50mmで、小さな木箱です。

天井部の蓋板は横にスライドし、上から小物を入れられるようにしています。

四方の側面の板のうち3枚には溝を切り蓋板がスムーズにスライドできるようにしています。

残りの1枚には蓋板を出し入れする窓を開けていますが、蓋板の奥の幅を窓の幅より少し広くしているので引っ張りすぎて蓋板がスッポリと外れることはありません。




蓋を開けやすいように端につまみを取り付けました。



木の材は、つまみ以外は程よく固くて木目が美しい欅(ケヤキ)です。

ちなみに、底板も抜けないよう、側面の板の内側に溝を切っているので心配ご無用です!



さて、みなさんはこの木箱に何が入っていたか分かりましたか?













丸皿(小型) 3種

2020-09-30 08:45:00 | 木のカトラリー
直径が20cmを超える大きな丸皿は以前にブログに掲げています。

それより小型の丸皿も以前につくっていたので見てください。

きれいな円形を彫り出すのは私にとってはとても難しい作業です。

回転する機械があって、木を削り出す工具があれば随分楽にできると思うのですが、そんな機械は持っていません。

以前、テレビ番組で芸能人が工房を訪ね、機械を使って、いとも簡単に丸い器を彫り出しているのを見ました。

「こんな機械があれば、自分好みの丸皿やお椀を幾つでもつくれるのになー」

と、本気で中古の機械の価格を調べたことがありました。

「商売ならともかく趣味でやっているんだから… 」

と、自分で自分を納得させ、高額だったその機械を諦め、コツコツと鑿で削り出しています。


そうやって出来上がった、少しだけ歪な丸皿を掌の上で撫でていると、

"出来の悪い子ほど可愛い” 

ではありませんが、また、紙ヤスリを出してきて撫でてやりたくなります。






完璧な丸よりも、少しクセのある丸の方が味があるのかも知れない… 。

やっと、そう思えるようになってきた今日この頃です。