革細工の知識がほぼない私ですが、娘がレザークラフトをやっていた時の解説書は残っていました。
縫い針やロウ引きされた糸、革のシート、ポンチ(針を通す穴やカシメを施すための穴を開ける道具)等も残っていたので、いつもの “何とかなるだろう精神” で始めていたのでした。
まず、革のシートにカメラケースの背面部分から蓋部分にかけてのパーツを型取りし、それをカッターで切り抜きます。
縫い合わせる革の端の部分をカッターやノミを使って薄くしていきました。
革のシートは、本来はバッグを作るためのパーツで、針穴を開けるための目印が部分的につけてありました。
針穴を開けるときは、次の写真にあるステッチンググルーパーで縫い目ラインを引き、ステッチルレットで等間隔の針穴の目印を付け、ポンチで一つひとつ針穴を開けるというのが正式なやり方みたいです。
でも、革細工🔰の私の場合は目印がある部分は千枚通しで針穴を開けていきます。
そして、目印のない部分は目分量で等間隔になるよう適当にブスブスと千枚通しで穴を穿っていきました。
残っていたロウ引き糸を使い帆布と縫い合わせましたが、千枚通しで適当に穴を穿ったので、やはり縫い目は不揃いでジグザグになってしまいました。
<その④につづく>