梅雨入り前から我が家の栗の木には早くも栗の花芽が出はじめていました。
細長い緑のヒゲ状のものが沢山出ているのが栗の花芽(花の房)です。
ついこの間出来上がったばかりのデッキの先に行くと、栗の枝は手が届く距離です。
その栗の花芽から白い花が咲き始めたのです。
もうしばらくしたら、細長い花房全体が哺乳瓶を洗う時のブラシのように白くなります。
今朝もかろうじて散歩はできたのですが、家の近くまで戻ってきたところでポツポツと雨が降り出しました。
雨はすぐ止んで昼前からは陽が射し出す変な天気です。
陽が照りはじめると、黒くて大きなクマバチが栗の木の近くまでやってきて、咲き始めたばかりの栗の花をホバリングしながらお腹で撫でるようにして飛んで行きました。
蜂にしても鳥にしても、誰にも教えてもらってないのに美味しい “モノ” が出はじめる時期をよく知っていますね。
クマバチの次はテントウ虫が、ヒゲのような花房のひとつひとつを順番に間違うこともなく歩き回っています。
秋には大粒の栗が沢山実ことを今から期待しています…