先日もお弁当を持って釣りに行ってきました。
天気予報では次の日が雨マークになっていたので “この時” とばかりに出かけました。
家から車で1時間、山間の河畔公園の駐車場に車を停め、川岸に腰掛け昼食です。
レーズンと胡桃が入った自家製パンに、チーズ・マーマレード・ハチミツをはさんでいます。
スープジャーには、野菜とキノコと肉団子が入ったスープを入れてきました。
スープジャーはもちろん “テルモス(サーモス)” 製で保温性はバッチリ!
パンにはコーヒーが合うかなと思い、公園近くの自販機で缶コーヒーも買いました。
春の陽射しを浴び、川のせせらぎを聴きながらの昼食は最高の気分です。
自分だけこんな楽しんで、家の中で一人食事している連れ合いに申し訳ないくらいです。
釣れようが釣れまいが、もうどうでもいい気持ちになってしまっています。
腹ごしらえもできたので、そろそろ川へ入るとしましょう。
脚を滑らせないように、靴底にフェルトが貼ってあるシャワークライミング(沢登り)用のシューズを履きます。
靴紐を “キュッ” と締めると、釣りモードスイッチが入るのです。
スイッチは入りましたが魚の反応は無く、川岸の岩の上に落ちている椿の赤に心惹かれてしまいます。
人里を流れる川を離れ、山合いの渓流へ場所を移しました。
しかし、ここでも赤い椿が、
『川ばかり見ないで、こっちにも目を向けてちょうだい… 』
と私に話しかけてきます。
3月1日に引き続き、やっぱり今日も “ボウズ” で竿を納めることになりました。
川から上がり愛車まで戻る途中、今度は菜の花の黄色と椿の赤が “ボウズ” だった私を慰めるように山道を飾っていました。
* “ボウズ” とは釣りに行って1尾も釣れないこと。
何故 “ボウズ” と言うようになったかについては諸説あるようです。