私の献身的な水やりのお陰で、我が家の「グリーンカーテン」はスクスクと生長していました。
あと少しで、理想の朝顔の「グリーンカーテン」が完成するところまできていました… 。
『きていました… 。って⁉︎… エッ⁉︎ 』
数日前に、こんな事がありました
私は、完成間近の我が家の「グリーンカーテン」に可憐な貴婦人のような"カラスアゲハ" ?が花の蜜を吸いに来た光景を、ある種の幸福感をもって見守っていました。
おまけに、その健気に花の蜜を吸う様子を写真にまで撮って… 。
ところが、朝の散歩の後に「グリーンカーテン」を見に行くと、柄だけ残して朝顔の葉がいくつもなくなっているではありませんか!
よく見ると、そこには茶色や緑色の青虫が美味しそうに朝顔の葉を食べていたのです。
ザッと数えただけで10匹程の青虫・茶色虫がいます。
よく見ると、葉だけでなく花までムシャムシャと食べているではありませんか!
「丹精込めて育てている私のグリーンカーテンが、これでは完成間近に全滅させられてしまう… 」
連れ合いから渡された割箸とビニール袋を手に、私は青虫・茶色虫退治に出かけ(?)ました。
さながら、桃太郎の気分です。
お供は、サッシの向こうから見守っています。
獲れる、獲れる、20匹余の青虫・茶色虫がビニール袋の中で蠢く姿はまるで地獄絵図のようです。
緑の汁を顔にかけられながらも、桃太郎は頑張りました。
さて、この虫どうしよう…
おそらく数日後には蝶になって飛んでいく青虫・茶色虫です。
紫陽花には気の毒ですが、ここは朝顔の身代わりになってもらう事に… 。
何の疑いもなく青虫・茶色虫はアゲハ蝶の幼虫と思い込んでいた私でしたが、ブログに間違いは書けません。
そこで、調べてみました。
で、分かった事は…
『あのお尻に角のある青虫・茶色虫は家庭菜園の敵、スズメガの幼虫である』
という事実。
その害虫20匹余を、顔に青汁をかけられながらも捕まえ、ご丁寧に紫陽花に引越しまでさせてしまいました。
すぐに、青虫・茶色虫を解き放った紫陽花を見に行きましたが、すでに遅し、1匹も見つかりません…
「今度見つけたら、タダでは置かないからな、覚えてろよー!」
と、言ったところで日本語が通じる筈もありません。
アゲハ蝶には何も罪はありませんでした。勝手な私の思い込みで、アゲハ蝶を悪者扱いしてしまいました。
まだまだ、一波乱ありそうな我が家の「グリーンカーテン」です。
TANEさんちの朝顔はよほど美味しいのでしょう。
青虫は美味しい葉っぱを本能的に見極めます。
ある園芸の本に、農薬の紹介をしていましたが、グリーンカーテンくらいの規模なら、「スグニテデトール」が効果的だそうです。
「スグニテデトール」は薬ではありませんので安全です。
よく読むとちゃんと割り箸で取っていましたね。
それが「スグニテデトール」だそうです。
読んでそのままですね。
天山歩荷さん、昔からあまり変わってないですなー。
ホームセンターで尋ねるところでしたよ。