学生時代も、一面に雪を纏った白銀の山々の写真を憧れをもって見入ったものです。
新田 次郎の『銀嶺の人』や井上 靖の『氷壁』を読んで、実際には行くことが叶わない厳しく美しい冬の山岳を空想の中で歩いていました。
ふとした事から、60を過ぎて山岳会に入会する事になり、今まで不可能と考えていた山域に繋がる道が拓けてきたのです。
毎年一つずつ増えていく自分の年齢と向き合いながら、それでもそれに甘んじることなく、体力の維持と事を成す為の準備を重ねています。
夢は、冬の日本アルプスとか八ヶ岳、鳥取の大山を自分の目で見る事…
夢を現実にするために少しずつ準備を整えてきました。
体力の維持もそうですが、冬山に登るための知識や技量・経験を積むことも大切です。
冬用の登山靴は一昨年の末に、アイゼンは昨年末に手に入れました。
ウェアもほぼ揃いましたが、冬山用の手袋とピッケルだけが無かったのです。
手袋に関しては、冬山登山をする者の間で密かに話題になっている『テ△レス(T□MRES)』を探していました。
登山用品は総じて高額なのですが、『テ△レス』は元々は作業用手袋で、
安価な上に冬山でも充分使えるんだそうです。
それでホームセンターやワーク▽ンを回ってみましたが、作業手袋はあっても改良を加えた冬山登山用の『T□MRES』には巡り会えませんでした。
ちなみに商品名は “手が蒸れない” のでこの名前みたいです。
得意の『✖︎ルカリ』には出ていますが、サイズ感が分からないので試着してから購入したかったのです。
昨日もダメ元でお店を回っていたのですが、3店目でついに見つけました!
今持っている薄手の手袋の上に着けたいので、サイズは「3L」にしました。
これで不安材料が一つ無くなりました。
私も冬山用のアウター手袋を探しに作業服専門店等を探していました。
すると、風をシャットアウトするという暖かそうで手頃なのがありました。お店で試着して「これだ!」と決めて脱いだら手が思いの外蒸れていたのが気になりました。二度、三度試着して同じだったので買うのを止めたところでした。
いい情報をありがとうございました。
私もその手袋を探します。
余りケチると「貴方はソレに命を預けられますか?」と言われそうですが、ブランド名に頼って暴利を貪る大企業に負けじと頑張ってイイ物を作っている会社もあるみたいです。
そんな商品と出会えるのも楽しみですね。