年末から里帰り出産で我が家に戻っていた娘が、今日、自分たちの住むアパートへ帰っていきました。
2ヵ月間でしたが、娘は昔のようにこの家で過ごしました。
その間に家族が増え、それからというもの、私たちの生活はその新しい命を中心に回っていきました。
狭い我が家ではどこに居ても赤ちゃんの泣き声が聞こえて来て、家に居る誰もがその声に応えるように動きました。
母になった娘はオッパイを与え、連れ合いや私も加わり哺乳瓶でミルクを飲ませました。
オムツ替えや沐浴もまた、家に居る者みんなでやりました。
それはそれはとても慌ただしく、心落ち着く間もないくらいで、ただ赤ちゃんがグッスリと眠りについている間だけがホッとできる時間でした。
今日の昼過ぎ、娘たちは自分たちの生活を始めるために帰って行きました。
今まで聞こえていた赤ちゃんの泣き声も聞こえて来ません。
とても静かな我が家に戻りました。
ホッとしたような、寂しいような… 。