大学3年に上がる前の3月、同級生のH田、1年後輩3人の計5人で屋久島へ行きました。
屋久島では、永田岳・宮之浦岳に登り、下山後に海岸部をロード(ひたすら歩く)し、適当な場所でサバイバル的な活動を行う計画でした。
国鉄で鹿児島まで行き、そこからはフェリーで数時間かけて屋久島へ渡ります。
港から登山口まではバスで移動しました。
屋久島は"洋上のアルプス” とも呼ばれており、海抜0mの海岸から一機に2000m近くの高山へと標高を上げていきます。
途中、トロッコの通る軌道をしばらく歩きます。
軌道の終点辺りで綺麗な水が流れる沢があり、屋久島の美味しい天然ミネラルウォーターを飲んで休んだりしながら頂上を目指しました。
屋久島は 屋久杉が有名です。
私たちは登山道の脇にそびえる杉の巨木の存在感に、ただただ圧倒されたのでした。
上の写真がウィルソン株です。
伐採後の巨大な切り株が残り、空洞になっているので中に入れました。
私たちと比べると、そのスケールの大きさが伝わってきませんか?
縄文杉です!
若かった私たちの目にも神々しく映りました。
当時は近づくことができ、幹に触れて樹齢7000年のパワーを直接自分の手や頬で感じることができたのです。
<後編に続く>