マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第3幕 蟹江城の攻略に加わる自衛隊組 攻略編

2018-03-01 16:58:49 | 戦国多種職業 現代の様々な職業の人が信長の家臣!?
蟹江城
鎌倉執権北条氏の一族北条時任が築城した城である。
現在は服部友貞が守備していた。

美濃攻略を目指す信長は国内の安全を確保すべく、蟹江城を狙っていた。
佐久間信盛.滝川一益らの信長の家臣を始め、信長の弟織田信興までいた。
須森ら自衛隊組のその中に加わっている。

そんな中・・・・・

「滝川彦右衛門一益でございます。」

「須森啓蔵.三等陸佐であります。」

織田家の家臣滝川一益が須森と面談していた。
滝川隊も自衛隊組と同じ場所から攻める予定である。

「しかし、変わった服装ですな。雑賀の者で?」

「いえ違います、ただの漂流者です。」

「漂流者か・・・・面白いもんだな。」

一益は須森が漂流者だと言うとふっと笑う。
ふとあたりを見回すと・・・・

「お主らが持つ銃は種子島とはだいぶ違うなぁ、何処で手に入れた?」

「それは私達の祖国の国民の皆様の税金で仕入れました。」

「民の税か・・・・なるほど」

一益は89式小銃などの自衛隊組が持っている銃に興味を持つ。
甲賀忍者の一族と言われていて忍者と強調される事があるが、若い頃に河州堺で射撃を学んだ経験もあり。
百発百中の腕前を披露するなどと射撃のプロと言っていい程の腕前の持ち主である。
射撃の名手ともあってか自衛隊らが持つ銃に関心を持った。

「試しに持ってみますか?」

「いいのか?」

「勿論です、石井。」

「はい」

「9mm拳銃を出して滝川殿に貸してやってくれ!」

「はい分かりました。」

あまりにも興味を持ちすぎる一益に拳銃を貸す。
石井は拳銃を取り出し、一益に渡す。

「これが種子島、随分と小さいな。本当に撃てるのか?」

「無論です。」

「そうか、どうやって撃つ?」

「両手で構えて撃ちます、このように・・・」

石井は一益に拳銃を握らせる。
両手で構えさせ、砲身を正面に向ける。
一益は緊張しているようだが、別の自衛官一色が同様に拳銃を構え・・・・

              ダンッ ダンッ ダンッ

拳銃を発砲する、その姿に・・・・・・・・・

「・・・・・・・」

「・・・・・まぁあのようにです。」

「うむ・・・・・・・」

一益は驚いて頭の中が真っ白な状態になる。
火縄銃は一発撃った後、次の弾を撃つのに時間がかかる。
それなのに拳銃はそれを上回る程のスピードで発砲した。

なんと恐るべき武器。
服部党なんて簡単に討ち破る事が出来る。
そう思った一益は・・・・・

「少しその銃を譲ってくれるのか?」

『えっ・・・』

拳銃と言う銃が欲しくなった。
突然の出来事に一同は唖然とした。

理由はそのはず拳銃の弾の問題・・・・・
拳銃の弾は薬莢に包まれており火縄銃の物とまったく異なる。
下手に無駄にその弾を消費したくない自衛隊の面々
いろいろと話した結果・・・・

「いいでしょう、差し上げる事はできませんが・・・・貸し出す事はしましょう・・・・だけど弾は限りがあるので弾倉はそれだけです。」

「それだけでもよい、基本わしらは槍で戦うのでな・・・・安心しろ・・・必要な時に使うだけさ。」

一益に貸し出す事に決めた。
とは言えなんか心配になってくるのだが・・・・・・・・・
自衛隊組が持つ拳銃の中で石井の拳銃を貸すことになるのだが・・・・・

「石井、滝川が誤った拳銃の使い方しないように見張ることと護衛してこい!」

「えぇぇぇぇぇ」

ついでに石井まで貸し出される事になった。
それだけでは石井が不憫なので古森と佐竹も同時に派遣される。
本当に大丈夫かなと・・・・そう思っていると・・・

古森が・・・

「この戦いは確か織田が勝つので大丈夫でしょう、俺たちの本当の活動はこれからです。」

と言った。
石井はまぁ確かになと思った。

「石井.古森.佐竹ここじゃ。」

「おぉぉぉぉぉ」

石井達は滝川の陣に到着する。
そこにはまるで時代劇のセットより凝ったいや本物の兜や武器などの一式があった。
今更なんであるが、やはり自分たちは現実的にタイムスリップしたんだなと実感する。

「なんじゃこ奴ら・・・」

「お.おなごもいるぞ!」

石井達の姿を見て驚きそれだけではなく興味津々に見る。
この反応に自分たちは見世物じゃないんだけどなぁと思った。
いやむしろそうだろう。

自分たち自衛隊のみならずここに集められた現代日本人の恰好は物珍しく見られる。
そして自分たちが持っている装備も・・・・当時にはなく魅力的な物ばかりだ。

しょうがないと言えるだろう・・・・・・・・

その後、石井達は滝川の陣に居座ることになる。

翌朝・・・・・・・・・

おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

滝川一益率いる織田軍の総攻撃が開始される。
石井達は初めて見る本物の戦国武者達の突撃に圧倒された・・・・・・
これが本物と・・・・・・

「石井さんどうします?」

「支援射撃に徹しろまともにやりあったら勝てないぞ。」

平成の人間と戦国の人間の白兵戦の強さは違う。
白兵戦でまともにやり合えば勝ち目なんてないだろう・・・・
腕力も圧倒的に違ってくる・・・・・・

ただ・・・・・・・・・
銃がある・・・・

弾には限りはあるが、指揮官優先に狙撃するしかない。
今は自分たちは弱い立場・・・・

だけど織田家についていき、知識を生かして増強すれば強くなる・・・・

「でも本当に私たち生きていけるんでしょうね?」

「さぁな・・・・・」

これから全員生きていける保証はない。
何処かで誰かが命を失う可能性もある・・・・

戦国時代が故なのか・・・・・・・

                          カチャ

「石井さん・・・・」

「敵の指揮官だ・・・・・・・・・ここで撃つ・・・・・」

狙撃銃を使い敵の指揮官の頭を狙う石井・・・・
これが初めて人を殺す事になる・・・罪悪感があるが・・・・・
もう平成の常識は・・・・・・・・

ズガァァン

この時代には通用しない・・・・・・・・・・
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第150話 出撃準備

2018-03-01 03:08:49 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
可変戦闘機VF-X-8の強襲で戦闘態勢に入った。
エデン防衛軍宇宙艦隊から報告を聞いたアルタミラは演習域にいるラウラ達を呼び戻す事を決める。
なんせ模擬弾しか搭載しておらず、実戦においては危険だから。
美弥はジェイルの命令を受けてラウラ達に通信を入れる。

相沢美弥「アンタミより全機に告ぐ、緊急警戒警報!戦闘危険度レッド第1級戦闘配備繰り返す第1級戦闘配備!」

ラウラ「え....なんで?」

相沢美弥「敵が接近中、敵機接近中!敵はレーダーにも反応せず奪取されたステルスヴァリアブルファイターVF-X-8の可能性があると推定・・・・」

ラウラ「え・・・・」

ラウラは美弥からの突然の通信に驚く。
未確認飛行物体と第1級戦闘配備はなぜ起きているのか・・・・・
訳が分からない。

美弥がしっかり説明してもラウラを始めこの場にいる面々は理解していなかった。

相沢美弥「とにかくラウラ!ドック、気をつけて敵は未確認機とんでもない早さで接近中よ!実弾を装備するため、戻って!」

ラウラ「よく分からないけど、一応了解!任務中断、ドックを護衛し帰還します。それと話は最後まで聞いてよ~」

相沢美弥「ごめんごめん。」

ラウラ達はようやく納得してくれた。
このままアルタミラへ帰り銃弾を補給し所属不明機の襲撃に備える。
一体どんな敵であるのか分からないが厳重に警戒しないといけない。
既にかなりの数の友軍がやられている。
油断は敵・・・・・

ラウラとの通信を終えた美弥は・・・・・・・・・・・

相沢美弥「桐原少佐 アングレード大尉 ウィクソン大尉、大至急 バルキリーへ搭乗してください!」

茂人らアンサーズ航空部隊にバルキリー搭乗を指示する。
それを聞いた茂人はすばやく駆けて行きバルキリーのある格納庫へ向かった。

                【アルタミラ格納庫】
アルタミラの格納庫には既に各部隊のパイロットが集まっていた。
それぞれ乗り込むとどんどん外へゆっくり出される。
各パイロットたちがアルタミラと護衛艦による艦隊周辺で待機するためだ。

千葉曹長「野郎どもミサイルの装填は終わったか!」

李軍曹「バッチリです、ベルタリア准尉が到着してもすぐに装填が可能です。」

千葉曹長「そうか、熊坊主 熊坊主はいるか!」

熊谷軍曹「こちら熊坊主、シゲの旦那の言いたい事は分かってますよ。ミサイルフル装備、OSもオールグリーンです!」

千葉曹長「上等じゃねぇか!テメェら、バルキリーパイロットを死地へ送り出すんだ!死化粧をしっかり最終調整だ!1分で終わらせろよ!」

『はい!』

これから戦闘になるかもしれないのに千葉率いる整備班の士気が高い。
士気をあげてパイロット達を無事に戦地に送る気だ。
その意味は士気をあげ整備の質をあげ安心していけるようにと。

それが千葉達整備班の心意気である。

千葉曹長「さてラウラが来たら装備タイプM-Z1を装備させろ!」

熊谷軍曹「シゲの旦那タイプM-Z1まさか・・・・」

千葉曹長「海兵隊の装備だよ、MーZ1は何の略だかはしらねぇが。」

千葉はラウラが来たら海兵隊仕様のM-Z1を装備させろと熊谷に言う。
M-Z1が一体何を意味をするのは分からないが。
茂人がこの時に備えて発注していた物らしい。
タイプはスーパーパックに似ているが・・・・・・・

そうした中で・・・・・・・

桐原少佐「シゲさん準備は出来ているか?」

千葉曹長「茂坊、お前さんや部下のバルキリーの整備はバッチリだ。なるべく生存性は高くしているから、必ず帰って来いよ。お前さんが死んだらデワちゃんは悲しむからな。」

桐原少佐「分かってますって、俺もVF-1と共に死ねるのは本望ですが嫁を悲しませたら男失格ですから。」

千葉曹長「言うね、俺も同じさ。家内が倅や娘が結婚するまで死ぬんじゃないよ、と硬く言われているからな。」

茂人がやってくる。
登場する前に家族の事を考えて必ず生きて帰ってこようと言う。
お互い既婚者であり妻もいれば子供がいる。

戦死してしまって悲しませるような真似はしない。
それが家族に対する一番仕打ちであるからだ。

茂人は千葉と固く握手しながら共に生き残ろうと言うのだが・・・・・・・

桐原少佐「お互いマクロスで生きてきた仲だ、思う存分に暴れて大往生しましょう。」

千葉曹長「あぁぁそのつもりだ!!」

軍人として死を想定した事も言う。
もし死ぬ時があっても思う存分に暴れて果てようと。
そう言う意思がった。

更に千葉は・・・・・

千葉曹長「茂坊主・・・一つ頼みだが・・・・」

桐原少佐「なんでしょう?」

千葉曹長「ラウラの嬢ちゃん無事に連れて帰ってきてくださいよ。まだ若い娘だし、文化を知らずに人間らしい事はまだまだ未経験・・・・もっと経験積ませるためにも・・・・」

千葉は茂人にラウラが必ず生きて無事に連れ戻して来いと言う。
千葉なりの真心だろう。
ラウラはゼントラーディ人が故に戦争の事や戦争に関する喜びしか知らない。
10年間海兵隊に所属しておりその機会がなかった。

だからマイクローンとして地球人としての戦争の喜びや文化を知ってもらいたい・・・
千葉はラウラに生きて帰ってきてほしいと思っていた。

桐原少佐「それを言うから大樹に言え。」

千葉曹長「大坊ですか?」

桐原少佐「あいつはジーナス中尉には太刀打ちできず若干ビビッていた・・・だが・・・、一度味わった恐ろしさを吸収し生かすタイプだ。それに数々の戦場に出ているあいつならやってやるさ、俺も歳だ流石に無理はあるな。」

ラウラと仲のいい大樹にやらせろと言う。
あいつならば確実にラウラを連れて戻ってきてくれる。
茂人はそう思っていた。

千葉曹長「でも指揮官でしょ、そんなんじゃダメ指揮官ですぜ。」

桐原少佐「分かっているさ、俺も後10年若ければなぁ。」

千葉曹長「デワちゃんがGETするのに限界だと.....」

桐原少佐「ていうか他人の...っていけねぇ急がねぇとラウラ達が敵と接敵し死んでしまう。出撃してくる!!」

千葉曹長「お嬢ちゃんを助けに行けよ!」

おまけ的な事を言うが時間はない。
敵に接敵していないとは言え時間がない。
茂人はヘルメットを持って愛機に向かった。
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