「2019・梅-2 シダレウメ(枝垂れ梅)」 バラ科 ☆2月1日の誕生花☆
花言葉は… 高潔な心・澄んだ心・上品・忍耐



今朝の最低気温は午前6時の7.5℃。 最高気温は午後5時の10.3℃。
予報通りの雨です。 明け方から昼過ぎまで、強弱を繰り返しながら降り続きました。
氷雨と言うほどでは有りませんが、寒い一日でした。


今日の雨は “花散らしの雨” になりました。
満開だった我が家の “枝垂れていない枝垂れ梅” も散ってしまい、落ちた花びらが
地面に張り付いています。 えっ、枝垂れていない枝垂れ梅?
玄関脇に植わっているのですが、通るのに邪魔なので、枝を短く刈っているいるのです。
なので “枝垂れていない枝垂れ梅” なのです(笑。


もう一度、晴れた日に “リサイクル公園” の 「枝垂れ梅」 を撮りに行ってから
アップしようと思っていたのですが、この雨です。 もう散ってしまったでしょう。
仕方なく先日訪れた時の様子をアップします。 最初の5枚は散歩中に撮ったものです。
“リサイクル公園” には約200本の梅が植えられていますが、そのほとんどが
「枝垂れ梅」 なので満開になるとボリュームが有り豪華です。
ここは以前、巨大な穴が掘られ、産業廃棄物処理場だった場所で、大型のダンプが
砂塵を巻き上げて廃材を運び込んでいました。 付近の方には迷惑だった事でしょう。
その後埋め立てられ、サッカー場なども有る広い公園になっています。
季節折々の花が植えられ、今では市民の憩いの場になっています。
せめてもの罪滅ぼしと言ったところでしょうか?(駐車場も無料です・笑。
“リイクル” の名の通り、園内の柵や、階段、ベンチ、テーブル、置石など、
廃材や解体材が使われています。

ここの梅林も昨年の台風21号の被害は大きかったようです。
幹が傾いた物は重機で立て直し、折れた枝は奇麗に切り取り、防腐剤処理されました。
幹から折れた木は取り除き、苗木に植え替えられています。
幸い 「梅」 は枝折れなどに強いと聞いています。
“桜切るバカ、梅切らぬバカ” って言いますからね(笑。 強い剪定にも耐えるようです。
今日の花は 「シダレウメ(枝垂れ梅)」 です。


被いかぶさるように咲く梅の花… 木の下に立つと花のシャワーを浴びてるようです。
そして皆さん一様に 「まぁいい香り」(笑。
今シーズン 「2019・梅-1」」 をアップするのはもう2度目なので、
梅に付いて書く事は有りません。
そこで、広島市安佐南区に有る “八木の梅林” に纏わる民話を見付けたので紹介します。
安佐南区と云えば、平成26年8月の豪雨による土砂災害が有った地域です。
私が子供の頃、何度か遠足や家族で訪れた記憶が有ります。
今も梅は咲いているのでしょうか。

【むかし、むかし、千百五十数年も昔のこと。あの高ぁい阿武山が青葉に包まれる頃、
八木の里では、太陽の光をいっぱいうけ、あちこちで田植えの始まる頃のお話しです。
一人のお坊さんが、あぜ道をとぼとぼと八木の里の方へ歩いていました。
「なんと蒸し暑い日じゃのぉ」 と言いながら、額の汗を拭きながら、
道端の一軒の茶店をみつけました。
「チリーン… 南無遍照金剛…南無遍照金剛… ちょっと休ませてくだされ」 すると店主は
「さあ、どうぞどうぞ。こっちが涼しぅありますけぇ。こっちへ来て休みんさい」
「ありがとう、ありがとう。 今日は随分蒸し暑い日でございますなぁ」
「お坊様ぁ、こがぁな暑い日はお修行もやりにくぅありましょうのぉ」

茶屋の主人は湯のみに梅干しを一つ入れて、それに番茶を注ぎ、
「お坊様、さぁ、この梅茶ぁ飲みんさい。 暑い時ゃあ、これにかぎるけぇ。
気分がすーっとしますけぇ。 喉の渇きはいっぺんに止まりますでぇ」
「これはご厚志かたじけない。 ありがたく頂戴いたします」
お坊様、その梅茶を一口飲まれ、
「ほぉ、この梅茶はとてもおいしい。 この梅はどこで採れたものでしょうかな」
と、お尋ねになった。 「えぇ。 この梅は、この辺の土地にできたもんです」
「そぉかそぉか。 この村の土地は梅に最もいい土であろう。 ついては、
このおいしい梅茶のお礼に、梅の木の一番よく育つ場所を調べてみたいから、
ご苦労だが村の土地を案内してくれまいか」 「へぇへぇ、よろしゅうあります」

お坊様は店の主人の案内で、付近の土を調べ歩き、あざ、きばらに来て、
「おーおぉ、このところが梅の木にいちっばん適している。 この地に梅を栽培するがよかろぉ」
と言うて、梅の栽培を勧められたげな。 そして、
「これは、先ほどおいしくいただいた梅の種。 これに植えておく。 やがて芽を出し、
花が咲き、実がなる。その実は、病や災いを逃れ、この地に繁栄をなすであろう」
と申され、川内の方へ立ち去られたげな。 「チリーン…チリーン…」
やがてその実は、お坊様の言われたように大きく育ち、見事に花が咲き、そのかぐわしい
香りは太田川の土手までも届いたそうな。 そして、たくさんの大きく立派な実をつけた。
これが “八木梅林” の始まりです】

一万坪もの “梅林” は太田川をむこうにして眺めもよく “春は梅林” と言われるようになり、
花見や遠足の名所として繁栄したそうです。
そののち日清戦争の頃、チフスが大流行した時、軍隊にも薬用の梅として納められました。
しかし、第二次大戦の時、この梅林は麦畑や野菜畑とされ、たくさんあった梅の木は
だんだん少なくなってしまいました。
今は太田川放水路の改修工事などで、その姿をほとんど見ること無いそうです。
ただ、駅や県営住宅に “梅林” という名が残り、八木小学校の校章、校歌には
白梅の花が取り入れられています。
そうそう、このありがたいお坊様は可部の福王寺や、深川の薬師寺をひらかれた
弘法大師様だったそうです。
「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 6,076歩 4.3km 1時間15分
今日の見守りは2時半(1年生)と3時半の2回。 3時から見守って来ました。
雨は30分ほど前に上がりましたが、用心のため傘を持って出掛けました。

写真は先日の参加した “小学校の文化祭” で見た6年生が描いた自画像です。
この中の何人かは知った子供ですが、良く似ています。
すでに大阪のオッチャン顔、オバチャン顔の子もいますね(笑。
今日はこの絵をどのようにして描いたか聞いてみました。
6年生の子供達が帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「ちょっと教えてくれ、こないだ文化祭の時に教室を覗いたら自画像が貼って有ったんじゃ。
上手い事描いとるけど、あの絵は鏡を見ながら描いたんか?」
「ちゃうでぇ写真を見て描いたんや」 「写真?」
「先生がなぁ、写真を撮ってA4に引き伸ばしてくれて…」
「へぇ、一人一人写真を撮ってくれるんか? ご苦労なこっちゃのぅ」
「その写真の上に薄い紙を置いて輪郭を描いて色を塗るねん」 「おうおう」
「その薄い紙を画用紙に貼り付けて完成やねん」
「直接画用紙に描いたんじゃないんか、どうりで同じ大きさに描けとる思うたわぁ」
…という次第でした。 写真を透かせて輪郭を写し取った絵なんですね(笑。
見守りが終わり、他の見守りさんが 「雨が降らなくて良かったですね」
あっ、傘を忘れた!(笑。 カーブミラーに傘を掛けて見守っていたのです(汗。
今日の歩数 6,409歩 (自画像タネ明かし子供見守り)
今月の歩数 250,449歩= 175.3km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数 484,343歩= 339.0km
花言葉は… 高潔な心・澄んだ心・上品・忍耐




予報通りの雨です。 明け方から昼過ぎまで、強弱を繰り返しながら降り続きました。
氷雨と言うほどでは有りませんが、寒い一日でした。



満開だった我が家の “枝垂れていない枝垂れ梅” も散ってしまい、落ちた花びらが
地面に張り付いています。 えっ、枝垂れていない枝垂れ梅?
玄関脇に植わっているのですが、通るのに邪魔なので、枝を短く刈っているいるのです。
なので “枝垂れていない枝垂れ梅” なのです(笑。


もう一度、晴れた日に “リサイクル公園” の 「枝垂れ梅」 を撮りに行ってから
アップしようと思っていたのですが、この雨です。 もう散ってしまったでしょう。
仕方なく先日訪れた時の様子をアップします。 最初の5枚は散歩中に撮ったものです。

“リサイクル公園” には約200本の梅が植えられていますが、そのほとんどが
「枝垂れ梅」 なので満開になるとボリュームが有り豪華です。
ここは以前、巨大な穴が掘られ、産業廃棄物処理場だった場所で、大型のダンプが
砂塵を巻き上げて廃材を運び込んでいました。 付近の方には迷惑だった事でしょう。
その後埋め立てられ、サッカー場なども有る広い公園になっています。
季節折々の花が植えられ、今では市民の憩いの場になっています。
せめてもの罪滅ぼしと言ったところでしょうか?(駐車場も無料です・笑。
“リイクル” の名の通り、園内の柵や、階段、ベンチ、テーブル、置石など、
廃材や解体材が使われています。

ここの梅林も昨年の台風21号の被害は大きかったようです。
幹が傾いた物は重機で立て直し、折れた枝は奇麗に切り取り、防腐剤処理されました。
幹から折れた木は取り除き、苗木に植え替えられています。
幸い 「梅」 は枝折れなどに強いと聞いています。
“桜切るバカ、梅切らぬバカ” って言いますからね(笑。 強い剪定にも耐えるようです。



被いかぶさるように咲く梅の花… 木の下に立つと花のシャワーを浴びてるようです。
そして皆さん一様に 「まぁいい香り」(笑。
今シーズン 「2019・梅-1」」 をアップするのはもう2度目なので、
梅に付いて書く事は有りません。
そこで、広島市安佐南区に有る “八木の梅林” に纏わる民話を見付けたので紹介します。
安佐南区と云えば、平成26年8月の豪雨による土砂災害が有った地域です。
私が子供の頃、何度か遠足や家族で訪れた記憶が有ります。
今も梅は咲いているのでしょうか。


八木の里では、太陽の光をいっぱいうけ、あちこちで田植えの始まる頃のお話しです。
一人のお坊さんが、あぜ道をとぼとぼと八木の里の方へ歩いていました。
「なんと蒸し暑い日じゃのぉ」 と言いながら、額の汗を拭きながら、
道端の一軒の茶店をみつけました。
「チリーン… 南無遍照金剛…南無遍照金剛… ちょっと休ませてくだされ」 すると店主は
「さあ、どうぞどうぞ。こっちが涼しぅありますけぇ。こっちへ来て休みんさい」
「ありがとう、ありがとう。 今日は随分蒸し暑い日でございますなぁ」
「お坊様ぁ、こがぁな暑い日はお修行もやりにくぅありましょうのぉ」


「お坊様、さぁ、この梅茶ぁ飲みんさい。 暑い時ゃあ、これにかぎるけぇ。
気分がすーっとしますけぇ。 喉の渇きはいっぺんに止まりますでぇ」
「これはご厚志かたじけない。 ありがたく頂戴いたします」
お坊様、その梅茶を一口飲まれ、
「ほぉ、この梅茶はとてもおいしい。 この梅はどこで採れたものでしょうかな」
と、お尋ねになった。 「えぇ。 この梅は、この辺の土地にできたもんです」
「そぉかそぉか。 この村の土地は梅に最もいい土であろう。 ついては、
このおいしい梅茶のお礼に、梅の木の一番よく育つ場所を調べてみたいから、
ご苦労だが村の土地を案内してくれまいか」 「へぇへぇ、よろしゅうあります」


「おーおぉ、このところが梅の木にいちっばん適している。 この地に梅を栽培するがよかろぉ」
と言うて、梅の栽培を勧められたげな。 そして、
「これは、先ほどおいしくいただいた梅の種。 これに植えておく。 やがて芽を出し、
花が咲き、実がなる。その実は、病や災いを逃れ、この地に繁栄をなすであろう」
と申され、川内の方へ立ち去られたげな。 「チリーン…チリーン…」
やがてその実は、お坊様の言われたように大きく育ち、見事に花が咲き、そのかぐわしい
香りは太田川の土手までも届いたそうな。 そして、たくさんの大きく立派な実をつけた。
これが “八木梅林” の始まりです】


花見や遠足の名所として繁栄したそうです。
そののち日清戦争の頃、チフスが大流行した時、軍隊にも薬用の梅として納められました。
しかし、第二次大戦の時、この梅林は麦畑や野菜畑とされ、たくさんあった梅の木は
だんだん少なくなってしまいました。
今は太田川放水路の改修工事などで、その姿をほとんど見ること無いそうです。
ただ、駅や県営住宅に “梅林” という名が残り、八木小学校の校章、校歌には
白梅の花が取り入れられています。
そうそう、このありがたいお坊様は可部の福王寺や、深川の薬師寺をひらかれた
弘法大師様だったそうです。

今日の見守りは2時半(1年生)と3時半の2回。 3時から見守って来ました。
雨は30分ほど前に上がりましたが、用心のため傘を持って出掛けました。


この中の何人かは知った子供ですが、良く似ています。
すでに大阪のオッチャン顔、オバチャン顔の子もいますね(笑。
今日はこの絵をどのようにして描いたか聞いてみました。
6年生の子供達が帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「ちょっと教えてくれ、こないだ文化祭の時に教室を覗いたら自画像が貼って有ったんじゃ。
上手い事描いとるけど、あの絵は鏡を見ながら描いたんか?」
「ちゃうでぇ写真を見て描いたんや」 「写真?」
「先生がなぁ、写真を撮ってA4に引き伸ばしてくれて…」
「へぇ、一人一人写真を撮ってくれるんか? ご苦労なこっちゃのぅ」
「その写真の上に薄い紙を置いて輪郭を描いて色を塗るねん」 「おうおう」
「その薄い紙を画用紙に貼り付けて完成やねん」
「直接画用紙に描いたんじゃないんか、どうりで同じ大きさに描けとる思うたわぁ」
…という次第でした。 写真を透かせて輪郭を写し取った絵なんですね(笑。
見守りが終わり、他の見守りさんが 「雨が降らなくて良かったですね」

今日の歩数 6,409歩 (自画像タネ明かし子供見守り)
今月の歩数 250,449歩= 175.3km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数 484,343歩= 339.0km