楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

「源氏」の新年会(その1)

2010-01-23 22:15:41 | グルメ
とっても、楽しかったですね、今年も「源氏物語を原文で読む会」の新年会は。
以前はホテルで開いてたこともあるのですが、近年は経費節減の折、公民館で手作りの「新年会」といったところで、何回かに分けて(その全貌とまではいきませんが、一部を)レポートさせてもらおうと思います。
毎年、年頭にあたり各々にどういう年にしたいかの意気込みを一文字あるいは四文字熟語で紙に書いてもらい、その解説をしてもらうのですが、二、三点印象に残った言葉をご紹介。
ひとつ「則天去私」・・・天に則(のっと)り私を去るの意で、夏目漱石が晩年に文学・人生の理想とした境地。自我の超克を自然の道理に従って生きることに求めようとしたもの。漱石自身の造語らしいです。多分、ある程度年齢を経ないとたどり着けない境地だと思いました。
ふたつ「和而不同」・・・和して同ぜずと読みます。人と和らぎ親しんでも、正義をまげてまで、みだりに人に従うことはしないという意味で、当人の座右の銘だと言っておりました。
みっつ「百聞は一動に如かず」・・・これはもちろん「百聞は一見に如かず」をもじったものですが、とにかくたいそうがらずに即動いてその目でしっかり確認し、運動不足解消にもつなげたいというお話でした。
さすがに皆さん教養にあふれた方々ばかりなので、新年の決意表明を伺うだけでも勉強になります。
と、序章だけでこの文字数だと、大分小出ししていくことになりそうですね。
今日は疲れてるし、この辺にしときます。
写真は本日のお弁当です。
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