結構な数の双眼鏡を持っていて、いつもEDC(Every Day Carry)しているのが数台あるので、自分以外のいろんな方に双眼鏡を覗いて貰う機会があります。
関西人らしく、ボケをかまして下さる方も多いのですが、一様に一緒なのが、双眼鏡の鏡筒をしっかりと持とうとすることです。ポロでも、ダハでも両側面から、指と掌でしっかりと握ろうとするわけです。落としたりしてはいけないと思うのでしょうか、ホントにがっしりと掴むのです。
このような持ち方の場合、脇が開き、肘も身体から離れるので、双眼鏡の位置や向きは自由に動きやすく、最初にアイポイントに瞳の位置を導入するのにはよいかもしれませんが、脇がしまっていないため、一カ所で固定することが難しいのです。特に、ロングアイレリーフの機種を裸眼で覗いて貰う場合など、ブラックアウトしたり、視野がケラレたりしないように絶えず留意が必要な様子で、拡大された視界、一方的に距離感を喪失された対象をじっくりと眺めてはいられないようです。8倍以上の機種になると、それに加えて、手ブレの問題も出てきます。
で、私の場合ですが、まず大きめのポロやダハ双眼鏡の場合、まずネックストラップを掛けていただいて、両手で好きなように持って、ピントを合わせて貰います、次に、利き手の反対の手を外して、カラダの前につけ、脇を締めて指を伸ばして、指先で支え持つように、双眼鏡に添えて貰います。利き手で鏡筒を掴み、もう一方の手の指先で支える持ち方です。これで10倍程度までなら、慣れない方でもさほど破綻のない視界を見ていただいて、その感想を聞かせて貰ってます。
小型の逆ポロやポケットタイプのダハの場合、上と同様に両手で持ってピントを合わせて貰ったあと、一旦双眼鏡を離してストラップに下げたまま、空いた両手の指で平たくつぶれた筒状のカタチ、年代に応じて、カルメ焼き、あんまん、たれぱんだ、などと例示しますが、そういうカタチを作っていただいて、目の回りにそのまま押しつけてもらいます。その状態で、その筒の中に双眼鏡を持つようにして貰って、覗いて貰います。
この二つの方法を示唆して覗いて貰うと、そうでないときより、ずっと覗いておられる時間が長く、慣れない方でも、それなりに、双眼鏡を楽しんで頂けているように思います。
このブログに双眼鏡に興味を抱いて来て下さっている方々にも、身の回りの方、とくにお子様に、上記の方法でご自分の愛機を覗いて貰って下さい。非常に興味を示されると思います。ちゃんとした双眼鏡の楽しみ方をご存じの方が増えれば、粗悪なズーム高倍率双眼鏡などは淘汰され、勝間の5.3×30のような高性能な低倍率機の需要も増えるかもしれません。
ただ、子供さんには、返して貰えなくなるかもしれませんので、あくまでご自分の責任、裁量にてお願いいたします。
関西人らしく、ボケをかまして下さる方も多いのですが、一様に一緒なのが、双眼鏡の鏡筒をしっかりと持とうとすることです。ポロでも、ダハでも両側面から、指と掌でしっかりと握ろうとするわけです。落としたりしてはいけないと思うのでしょうか、ホントにがっしりと掴むのです。
このような持ち方の場合、脇が開き、肘も身体から離れるので、双眼鏡の位置や向きは自由に動きやすく、最初にアイポイントに瞳の位置を導入するのにはよいかもしれませんが、脇がしまっていないため、一カ所で固定することが難しいのです。特に、ロングアイレリーフの機種を裸眼で覗いて貰う場合など、ブラックアウトしたり、視野がケラレたりしないように絶えず留意が必要な様子で、拡大された視界、一方的に距離感を喪失された対象をじっくりと眺めてはいられないようです。8倍以上の機種になると、それに加えて、手ブレの問題も出てきます。
で、私の場合ですが、まず大きめのポロやダハ双眼鏡の場合、まずネックストラップを掛けていただいて、両手で好きなように持って、ピントを合わせて貰います、次に、利き手の反対の手を外して、カラダの前につけ、脇を締めて指を伸ばして、指先で支え持つように、双眼鏡に添えて貰います。利き手で鏡筒を掴み、もう一方の手の指先で支える持ち方です。これで10倍程度までなら、慣れない方でもさほど破綻のない視界を見ていただいて、その感想を聞かせて貰ってます。
小型の逆ポロやポケットタイプのダハの場合、上と同様に両手で持ってピントを合わせて貰ったあと、一旦双眼鏡を離してストラップに下げたまま、空いた両手の指で平たくつぶれた筒状のカタチ、年代に応じて、カルメ焼き、あんまん、たれぱんだ、などと例示しますが、そういうカタチを作っていただいて、目の回りにそのまま押しつけてもらいます。その状態で、その筒の中に双眼鏡を持つようにして貰って、覗いて貰います。
この二つの方法を示唆して覗いて貰うと、そうでないときより、ずっと覗いておられる時間が長く、慣れない方でも、それなりに、双眼鏡を楽しんで頂けているように思います。
このブログに双眼鏡に興味を抱いて来て下さっている方々にも、身の回りの方、とくにお子様に、上記の方法でご自分の愛機を覗いて貰って下さい。非常に興味を示されると思います。ちゃんとした双眼鏡の楽しみ方をご存じの方が増えれば、粗悪なズーム高倍率双眼鏡などは淘汰され、勝間の5.3×30のような高性能な低倍率機の需要も増えるかもしれません。
ただ、子供さんには、返して貰えなくなるかもしれませんので、あくまでご自分の責任、裁量にてお願いいたします。