テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

季節の指標としてのセミ

2013-07-07 07:52:54 | 写真機 画像
ウチの裏でとうとう朝っぱらからセミが騒がしく鳴く時期になりました。
子供の頃の経験で瀬戸内海沿岸の比較的温暖な西日本地域では、セミと云えば、圧倒的にクマゼミが多く、アブラゼミがそれに続き、ミンミンゼミは、山とかに行かないと居ないので、ミンミンのいる場所=自然が豊か、などと思ってました。
ところが、関東北部含む東日本では、クマゼミは稀少な大型ゼミで、アブラゼミとミンミンゼミが主体だということを経験し、地域による分布の差異だということを知りました。
cicada cicadae cara,formicae formica.
というラテン語のことわざがあります。蝉は蝉に親しく、蟻は蟻に親しい、類は類(友)を呼ぶ、と言った意味らしいのですが、古くから、人に関わってきたその最大の理由が、大きな鳴き声であることは間違いないでしょう。地中で長期間幼虫で過ごすセミにとって、最期の花を咲かせるチャンスですから、仕方ないかなぁなどと考え、我慢することにしています。
上の写真は、WP7×50RB-Dの対物に映った部屋から見た裏の林です。窓越し、スダレ越しなのですが、眼前に迫る樹々の様子がよく分かります。敢えてコーティングの反射の色がよく分かる一枚を選びました。

こんな双眼鏡を

こんなところで使うと、近すぎてピントが合いません。