梅雨も終わったというのに、夜になると雲が多くなる日々が続き、星は見られず、朝の鳥見もセミの大音声に物理的に押し出されるような雰囲気で、全く楽しめません。
で、マクロ(拡大)観望の世界にようこそな双眼鏡パピリオを使う場面が多いのです。
小型の三脚を縮めて、あるいはテーブル三脚等に、下向き、にセットします。三脚穴が開いている本機では、全くラクにセッティングできます。
そのまま屋外でも室内でも、どこにでも持って行って、覗きます。
屋外では、樹皮や土の間隙に蠢く無数の小動物、地衣類の精緻な構造、葉脈のシンメトリカルな広がり、など、何もかもが新鮮に見えます。
屋内では、絨毯の繊維に絡むホコリや、特徴的で由来が分かってしまうようなカケラ、耳の穴の奥の耳垢など、視点を含めた自分自身が数十分の一になってしまったような景観が見えます。
夜になり、窓ガラスにとまった小さな蛾をウラからみると毛むくじゃらの魔物のようです。

私は双眼鏡の愉しみ(官能的な意味での)を”一方的な距離感の喪失”とよく喩えますが、パピリオによるマクロビューイングは、同様に云うならば”大きさを喪失した視点”とでも表現できます。最短合焦距離の短い単眼鏡や、マイクロスコープなどでも同様な感覚は得られますが、何より双眼でみる臨場感は爽快ですらあります。
ニコンのファーブルシリーズという実体顕微鏡がありますが、


こちらは、視野が11mm径、倍率が20倍と光学性能は一級品で、昆虫などを始め、どんなモノでも大迫力に拡大して見せてくれる逸品なのですが、合焦距離があまりに近く、見ている姿勢や状況が限られます。
もちろん、パピリオは手持ちでも充分に楽しめる機種ですが、マクロビューイングで視点が固定されると、より対象に入り込める感覚が増大しますので、お持ちの方は是非お試し頂きたく、またお持ちでない方も一度経験されることをおすすめいたします。
ペンタックスオンラインショップのアウトレットがほぼ最安です。
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そのまま屋外でも室内でも、どこにでも持って行って、覗きます。
屋外では、樹皮や土の間隙に蠢く無数の小動物、地衣類の精緻な構造、葉脈のシンメトリカルな広がり、など、何もかもが新鮮に見えます。
屋内では、絨毯の繊維に絡むホコリや、特徴的で由来が分かってしまうようなカケラ、耳の穴の奥の耳垢など、視点を含めた自分自身が数十分の一になってしまったような景観が見えます。
夜になり、窓ガラスにとまった小さな蛾をウラからみると毛むくじゃらの魔物のようです。

私は双眼鏡の愉しみ(官能的な意味での)を”一方的な距離感の喪失”とよく喩えますが、パピリオによるマクロビューイングは、同様に云うならば”大きさを喪失した視点”とでも表現できます。最短合焦距離の短い単眼鏡や、マイクロスコープなどでも同様な感覚は得られますが、何より双眼でみる臨場感は爽快ですらあります。
ニコンのファーブルシリーズという実体顕微鏡がありますが、


こちらは、視野が11mm径、倍率が20倍と光学性能は一級品で、昆虫などを始め、どんなモノでも大迫力に拡大して見せてくれる逸品なのですが、合焦距離があまりに近く、見ている姿勢や状況が限られます。
もちろん、パピリオは手持ちでも充分に楽しめる機種ですが、マクロビューイングで視点が固定されると、より対象に入り込める感覚が増大しますので、お持ちの方は是非お試し頂きたく、またお持ちでない方も一度経験されることをおすすめいたします。
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