テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

夏祭り

2013-07-27 23:55:24 | 日記
由緒ある大きな祭り、地方自治体や歴史ある寺社が主体となった何万人規模の大きなお祭りのことではなく、自治会や町内会、地域密着の小さな寺社が挙行する夏祭りがあちこちで行われています。
私も、以前町内会のお祭りの準備、実行に携わり、地域の子供さんが楽しめるよう、いろいろとお手伝いせて頂いたことがあります。
で、感じるのが、そこに参加する年齢層がいびつなこと。ハイティーン~子供のいない成人、およびその親世代がごっそり抜けています。抜けている世代の方々は、夏祭りなどにかまけている時間も無いような事情もあるのかもしれませんが、対象の主体である小さな子供さんにとってはお兄さんお姉さんの世代の方、実行の主体である壮年期以降の方にとっては、枠に囚われない行動力、体力が盛んな方、の参加協力があれば、また、バリエーションも豊富になってくるでしょう。
もちろん、収斂されてきた行事の変貌を図るには、いろいろと障害もあるでしょう、まずは地域密着型の企業や、なにより地方自治体、地方官憲、教育機関などの協力を取り付けることが必要になってくると思いますが、通り一遍でない、興趣豊かな夏祭りが盛んになればいいと思っています。名店や有名チェーンの出張るたこ焼きやさんがあり、限定スイーツがあり、Wifiでさまざまなサービスを行ったりすることで、出来れば地域の住民を根こそぎにするような夏祭りになればいいと思ってます。
大事なのは、マスメディアとそれに伴う無用の商業主義を遠ざけること。あくまで、地域の口コミ、限定された盛り上がりでイイと思います。せっかく豊かになった日本の社会です。伝統的な文化は旧態依然のまま受け継ぐのではなくて、豊かさに応じて変遷し、根本の精神だけが変わらずに、隆盛して欲しいものなのです。
まぁ、単なる祭好きなのかもしれません。