テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

七夕(棚機、棚幡、多奈婆多)

2013-07-08 12:55:55 | 双眼鏡 望遠鏡
本来なら、7/7の未明から、つまり7/6~7/7にかけてが七夕と呼ばれる祭事の中心です。
7/7から、7/8未明にかけては、今年も昨年に続いて天候が良く、しかも月の具合も邪魔にならない絶好の七夕星天でした。私の家の近所にて、肉眼でこそ天の川は望み薄ですが、広視界のテレコンビノなどでは、おぼろげにその存在が分かるような星空でした。
昨年も述べましたが、この時期に夜空がスカッと晴れることは少なく、月の影響も少ないとなればホントに稀有な七夕日和で、月齢の予定から云えば、次は2016年、その次が2021年と、限られた回数しかなく、その年の天候は梅雨の影響もあり、今年のような良い条件はしばらく無いかもしれません。今夜も、トコロによっては星天が望めます。織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)が、一戦済ましたあとかもしれませんが、今宵も空を見上げてみては如何でしょう。そのとき、なにか双眼鏡があれば(出来れば10倍以下)、肉眼と見比べてみて下さい。きちんと眼幅とピントを合わせて星空を見上げれば、思ったよりずっと多くの星に満ちていることが分かると思います。



今晩20時半、東の夜空を見上げた予想図です。