テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

なんとなく靴

2013-07-12 23:56:14 | 脱線して底抜け
靴をしばらく眺めていました。
普段、自分の足にあった靴は、履いてることを、ことさらに意識せず、日本式家屋では玄関で脱いだり履いたりするときだけ、気にかけるようです。
ただ、不調になったとき、あるいは必要なときに無い場合、これほど困るものもないでしょう。古くは、鼻緒を切ってしまって、困っている女性を手助けする情景、ダイ・ハードで、割れたガラスまみれの床を裸足で走らなければいけないシーン、ジャングルを行軍中にブーツがダメになり、足を痛めてしまうシーンなどなど。
あるいは実体験で、夏の砂利浜や泥濘地で、サンダルのまま足を水につけないといけない場合の途方もない粘着抵抗、レンタル用品のない山奥のスキー場で、ビンディングの不調で、全く滑れず、無為にそり遊びばかりで過ごしたことなどもあります。
阪神淡路大震災でも、靴がない故に、移動すら出来ず、被災した地点に留まったままに成らざるを得なかった人もかなりおられたようです。
女性の場合、デザインやファッション性を追求するあまり外反母趾や扁平足になったりするような足にふさわしくない靴を選んでしまったりもするようです。
個人的には、ハイカット(足首までサポートする)の丈夫で通気性の良い靴が、日常から、極限の状況まで広く対応していて、好みです。
たまに、ヒトにも、最近のカラフルなトレッキングシューズをおすすめするのですが、メーカーや、製品ごとに異なる足形をきちんと選んでくれる専門店に、まず最初に行って貰うことが肝要で、そうして頂けた場合には、見た目よりずっと履き心地が軽くて歩きやすい、という感想を云って貰えます。
靴やさんも、もっと足形、サイズを重視して販売展開して欲しいものですが、通販でも普通に靴が売っている昨今、良く足にあった靴の快適さを知らないままにいる方が多いのではないかと感じています。