昨年の5月、前の田んぼにピンク色の気色悪い「たまご」が畦や稲にへばり付いているのを見つけたとblogに書きました。
(撮影:2019.5.19)
これは「クミリンゴガイ」(リンゴガイ科)という巻貝のたまごです。俗には「ジャンボタニシ」と言うそうです。
(撮影:2019.8.11)
今回は「ジャンボタニシ」の現物を大量に見つけました。大きさは2~3cm位でしょうか?成体は殻高5~8cmに達するそうです。
凄い量です。日本へは食用として、1981年に台湾から持ち込まれ、野生化し、「要注意外来生物」になっています。
水田に生息して稲を食害することがあるので稲の害虫です。
卵塊(卵が多数が固まったもの)も水路の壁にたくさん張り付いていました。一つの卵塊に200~300個の卵が入っています。卵には毒があるため、天敵に捕食されにくいそうです。
「ジャンボタニシ」と一緒に「ザリガニ」もたくさんいました。私が近づくと威嚇してきます。「ザリガニ」はタニシを食べることもあるそうです。