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夏の花15:オニバス

2019年08月18日 | 花さんぽ・花めぐり

一年生の水生植物「オニバス(鬼蓮」(スイレン科)(絶滅危惧種)です。(撮影:2010.8.28)

全体に大きなトゲが生えており、「鬼」の名が付けられています。円形葉の大きさは直径30cmから2m程度と巨大になるそうです。

蕾は鋭く尖り、8月から9月頃に葉を突き破って花茎を伸ばし、

径4cmほどの紫色の花(開放花)を咲かせます。

「北川辺町」はオニバスの自生地で現在の「加須市」です。

余談ですが、「オニバス」に似た植物には、「パラグアイオニバス」と「オオオニバス」があります。

東山動植物園(名古屋市)で「パラグアイ(オオ)オニバス」の葉っぱの上に乗るというイベントがありました。年齢制限はありませんが、体重が30kgまでの人が対象です。(撮影:2006.8.5)

※今年はやっているか不明です。葉の縁が高く反りかえり、葉の裏は淡い緑色になります。

葉の裏側。子供の背丈くらいあります。花は夕方から咲き始め、はじめは白色であるが、翌朝にはピンク色に変化し、直径は約40cmもあるとか。

こちらは浜松フラワーパークの「オオオニバス(大鬼蓮)」(撮影:2006.8.17)

大きな白い花が咲いています。(撮影:2007.12.31(温室))

花は「パラグアイオニバス」と同じで、夕方から咲き始め、初めは白色で、翌朝にはピンク色に変化します。直径は約40cm。

葉の縁が低く、葉の裏は赤茶色になります。1枚の葉の直径は1.5mから2m程にもなります。

こちらは「オオオニバスに乗ってみよう」というイベントを9月16日(祝)までの土、日、祝日にやっています。体重15kg以下の子供限定です。(直径1.2mのものを使用) 怖くて泣きながら乗る子もいるとか。