ガーデンプランナーの長谷川さんが「ユニークな名前の植物」を紹介しています。
私の写真ストックから当該植物の写真を探してみました。
詳細は「くすっと笑える植物の名前~珍名・和名編~」で長谷川さんの記事を検索して下さい。
➊「アアソウカイ(亜阿相界)」(Pachypodium geayi)キョウチクトウ科パキポディウム属
名前は、アジア(亜細亜)の「亜」とアフリカ(阿弗利加)の「阿」、両大陸の植物相の接点(境界)であるマダガスカル原産であることに因む。
柱状の茎の全面に刺があり、夏に白色の筒状花を咲かせます。
葉は螺旋状につき裏面が銀灰色
➋「ヘクソカズラ(屁屎葛)」(Paederia scandens)アカネ科ヘクソカズラ属
ひどい名前ですね。葉や茎など全草を傷つけると悪臭を放つことから名付けられました。
別名「ヤイトバナ(灸花)」、「サオトメバナ(早乙女花)」とも呼ばれるようです。
黄褐色の実がたくさんつきます。
➌「カネノナルキ(金の成る木)」(Crassula ovata)ベンケイソウ科クラッスラ属
「クラッスラ・ポルツラケア(Crassula portulacea)」園芸名:カゲツ(花月)
名は、穴あき硬貨にまだ小さい葉を差し込むと、生育するうちに外れなくなり、木にお金が生っているように見えることから。
「花月」の矮性品種「サクラカゲツ(桜花月)」↑
➍「ナンジャモンジャノキ」(Chionanthus retusus)モクセイ科ヒトツバタゴ属
満開の「なんじゃもんじゃの木」≒主に「ヒトツバタゴ(一ッ葉田子)」の別名。
クスノキ(楠)、ニレ(楡)などもなんじゃもんじゃの木と呼ぶことも。
➎「オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)」(Veronica persica)オオバコ科クワガタソウ属
帰化植物で、春先に全国の道端や畑などで見られ、空色の花が咲きます。
別名:星の瞳、瑠璃唐草 英名:バードアイ、キャッツアイ
在来種の「イヌノフグリ」(花色:淡桃色)の果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いた。
オオイヌノフグリの果実はハート型で、フグリに似てはいないそうです。