'231207 ふなばしアンデルセン公園
すっかり葉が落ちた木にぽつりぽつりと「シキザクラ(四季桜)」(Cerasus×subhirtella ‘Semperflorens’)の花が咲いています。
12月に入り、花数が減ったのかもしれません。
春と秋~冬の年に2回咲く二季咲き性の品種の桜で、江戸時代から栽培されています。
他に代表的な二季咲き性の栽培品種には‘冬桜’、‘十月桜’、‘四季桜’、‘不断桜’、‘子福桜’、’アーコレード’などがあります。
「シキザクラ」は、野生種である「マメザクラ(豆桜)」と「エドヒガン(江戸彼岸)」の種間雑種と考えられています。
萼筒(がくづつ)の下部がつぼ型をしていることが特徴です。
冬桜とよく似ていますが、冬桜は萼筒の下部は膨らんでいません。ここが見分け方のポイント。
花は春のほうが大きく、秋は小さめの花を咲かせます。新芽の時期には葉と一緒に花をつけます。
バラ科サクラ属の落葉小高木 白色~淡紅色で一重咲きの小輪(花径1.5~2.0㎝)の桜です。
個体により花色や花の大きさなどに変異があります。