田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

サイカチの豆果

2023年12月27日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、かみさんがアニメ『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子の幼少期の自伝的物語)を見に行くという。

一緒に行って別の映画を見ようかと思いましたが、”濡れ落ち葉”になるので止めました。

小説は現在までの発行部数は、日本国内で800万部、世界で2500万部を突破、20以上の言語で翻訳され、35カ国以上で愛読されているそうだ。

なんとかのC国(2003年発売)ではベストセラーになり1600万部を記録しているというから驚きである。

1981年に出版され、今年、続編が42年ぶりに出版されたそうだ。俺も読んでみるかな?

 

'201111「サイカチ(皁莢)」(Gleditsia japonica) 別名:カワラフジノキ(河原藤木)

名前は古名の「西海子(さいかいし)」または漢薬名の※「皁角子(さいかくし・そうかくし)」に由来。

※皁角子とは種子に熱湯を通して天日で乾燥させたもの。

マメ科サイカチ(グレディトシア)属の落葉高木 本(中部地方以西)・四・九、朝鮮・中国に分布

樹高は20mほどになり、樹齢数百年というような巨木もある。

幹は真っ直ぐのび、幹や枝には枝の変化した大きな鋭い分岐した刺が多数ある。

花は長さ10~20㎝の総状花序を出し、5~6月頃、小さな淡黄緑色の4弁花を咲かせる。

花弁は4個、同じ株に雄花、雌花、両性花がつく。雄しべは8個、雌しべは1個。

葉は互生してつき、1~2回の偶数羽状複葉、長さ20~30㎝ほど。

小葉は8~12対、長楕円形で長さは2cmほど。若葉は食用できる。

未熟果は緑色

豆果は秋に熟し、長さ20~30㎝ほど。扁平でねじれた莢果をつけ垂れ下げる。種子は長さ1cmほど。

'210121 まだ、豆果がたくさん残っています。

'220222 落果すると一瞬、蛇かと。

 

'221026 同じ仲間の「アメリカサイカチ’サンバースト’」(G. triacanthos 'Sunburst')

'220506 鋭い刺のある「アメリカサイカチ」の刺のない園芸品種

'220506 新芽は黄色で美しい。

'220506 花期:5月、花序を下垂させ、甘い芳香のある小さな黄緑色の花を咲かせます。