「アザミゲシ(薊芥子)」(Argemone mexicana:アルゲモネ・メキシカーナ)
メキシコ、北アメリカ南部を原産とするケシ科の一年草。江戸時代に日本に渡来。
花が芥子(ケシ)に似ていて、棘のある葉が薊(アザミ)に似ているところから名づけられました。
雄しべの葯は鮮やかな黄色で、雌しべの柱頭の先端が濃赤色なのが特徴です。
また、葉茎は白緑色で葉脈に白い筋が入ります。花は黄色でよく目立ちます。開花期は7~8月。
葉や茎を傷つけると有毒な黄色い液がでる。
「シロアザミゲシ(白薊芥子)」(Argemone alba:アルゲモネ・アルバ)
北米西部から南部、さらにメキシコなどに分布。
草丈は約70cm。葉は羽状に分裂し、強刺があります。花径は約7cmで、果実は有刺の蒴果です。
茎や葉を傷つけると有毒の黄色い汁を出します。見頃は6月下旬。見頃を過ぎてしまいました。
白花には他にも「Argemone glauca:アルゲモネ・グラウカ」や「Argemone polyanthemos:アルゲモネ・ポリアンテモス」もあります。
これはクリーム色(白?)で花の感じが違いますが、同じ「アルゲモネ」の一種?
どなたか判る方、教えて下さい。淡いオレンジ色の種もあるようですが?
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