8月上旬、「サギソウ(鷺草)」(ラン科)が各地の湿原で見頃を迎えています。
純白で大変美しいため、人気があり、園芸目的による採取で自生種の個体数が減少しているそうです。
3cmほどの花を咲かせる「サギソウ」は、白鷺が白い翼を広げて飛んでいるように見えることからその名がつけられています。
斑入りの人気園芸品種である白覆輪の葉を持つ「銀河(ギンガ)」でしょうか?
これだけ密集していると壮観ではありますが、涼しげな雰囲気が感じられませんね。
「サギソウ」に似た花に「シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)」(カヤツリグサ科)という湿生植物があります。
涼しげな姿から、「シラサギスゲ」「白鷺の舞」「シューティングスター」「スターグラス」などの別名があるそうです。
開花期は5月~10月と長く、0℃以上で越冬できる常緑の多年草。白い細長い三角形のものは苞で中央の目立たない部分が花です。
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