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ヤマトリカブト

2023年09月18日 | 花さんぽ・花めぐり

’230913 上信越高原国立公園・鹿沢園地・野草園

ドクウツギ(毒空木)、「ドクゼリ(毒芹)」と共に、日本三大有毒植物とされ全草に有毒成分が含まれる「トリカブト(鳥兜)

山地の林縁や日当たりのよい草地などで最も普通に見られる「ヤマトリカブト(山鳥兜)」(Aconitum japonicum subsp. japonicum

単にトリカブトと言う場合は本種のこと。

名前は山地に生息し、花の形が舞楽のときにかぶる冠(鳥兜)に似ていることによる。

キンポウゲ科トリカブト属の多年草

花期:8~11月 青紫色の花弁のように見える部分は5枚の萼片。

花弁は兜(上萼片)の中にあり、細長い距がある。ここに大量の蜜が分泌される。

茎は下部が直立し、上部は湾曲して先端は垂れ、草丈 80~150cm になる。

草原に生えるときは茎が直立する。

茎の中部に付く葉は円心形で3~5深裂~中裂し、裂片は披針形または卵状披針形で粗い鋸歯があるか欠刻状となる。

果実は袋果で、長さ10mm〜15mmほど。

 



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