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秋の実:吊花

2020年09月11日 | 花さんぽ・花めぐり

「桃色吐息」(1984年)と言えば「高橋真梨子」さんの歌が有名ですが、

日本最大級となる4万株の「桃色吐息」が咲き、一面ピンク色の丘が出現しているとのニュース。

場所は岐阜県郡上市の「ひるがのピクニックガーデン」(標高は約1,000m)、見頃は10月下旬までとのこと。

桃色吐息」は「ペチュニア(和名:ツクバネアサガオ)」(ナス科)を品種改良した花で、鮮やかな発色が特徴です。

南房総市出身の園芸家・杉井明美さんと千葉大学の共同開発で生まれた品種。

富津市の「マザー牧場」でも見渡す限り一面の「桃色吐息」2.5万株が咲き誇っています。

ただし、こちらは標高約300mで見頃は9月中旬まで。

 

今回は秋になると俄然、存在感を増す「ツリバナ(吊花)」です。

花は地味で目立たないので観賞には向きません。

ニシキギ科の落葉低木。日本全国の山地に生え、樹高約4mほどになります。

花は5~6月。葉腋から長さ6~15cmの柄を出し、直径6~7mmでやや淡紫色を帯びた5弁花が咲きます。

蒴果は直径9~12mmの球形で熟して5裂する。朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。

葉は長さ3~10cmの卵形または倒卵形で縁に細かい鋸歯があります。

斑入り種

同じ仲間に「オオツリバナ」「ヒロハツリバナ」などがあります。

(京大フィールド科学教育研究CのHPから借用)

写真は翼が5つある「オオツリバナ(大吊花)」の蒴果。

因みに「ヒロハツリバナ(広葉吊花)」は翼が4つで4弁花。「ツリバナ」には翼がありません。

 

桃色吐息」これかな? 中心部が白く全体が濃い桃色になることが特徴とのこと。

 



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