ユリ科バイモ(フリチラリア)属は北半球の温帯におよそ100種が分布し、日本には「クロユリ」などが分布
本属の中で最も大型で美しい種が「ヨウラクユリ(瓔珞百合)」(Fritillaria imperialis) トルコ、イランなどに分布
別名:「フリチラリア(フリティラリア)」、「フリチラリア・インペリアリス」、「オウカンユリ(王冠百合)」
草丈60~100cmの落葉性多年草(球根) 花期:3月中旬~6月上旬 花色は赤、橙、黄の3色。
橙赤色の「フリチラリア ’アーリードリーム’」↑(Fritillaria cv.)
開花が早く、草丈が低めの「シンフォニー」シリーズの一種。
鮮やかな黄色の ’ビバルディ’や濃い橙色の’ショパン’や橙色と黄色の中間色’サティ―’など作曲家の名前が付いた品種があります。
’060423 同属で大型の「フリチラリア・ペルシカ」(Fritillaria persica)イラン原産
草丈は1mを超す大型種。赤褐色の花を穂状に咲かせます。
「フリチラリア・ウバブルピス」(Fritillaria uva-vulpis) 多年草 花期:4~5月
同じ仲間の「クロユリ(黒百合)」と「バイモ(貝母)」です。
「クロユリ」(Fritillaria camtschatcensis) 日本、サハリンなどに分布
湿り気のある草地などに生育。
花期:5~6月 花径3cmほどの黒紫色の花を斜め下向きに咲かせる。
「バイモ」(Fritillaria verticillata var. thunbergii)中国原産
別名:「アミガサユリ(編笠百合)」草丈40〜60cm。
葉は細くて先端がつるのようにカールする。
花期:4~5月 花弁の内側に黒の網目模様が入る薄い黄緑色の花を咲かせる。
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