4月3日(金)、千葉大柏の葉キャンパスの「ハナカイドウ(花海棠)」が満開でした。
花海棠はバラ科リンゴ属の落葉低木~小高木で、私の最も好きな花木の一つです。
別名:カイドウ(海棠)、スイシカイドウ(垂絲海棠)、ナンキンカイドウ(南京海棠)
原産地の中国ではボタン(牡丹)に次いで広く愛好され、昔から美人の形容に使われるほど美しい花を咲かせます。
桜が満開となり散り始める頃に花海棠は開花し、1ヶ月くらい咲いています。
紅色の蕾も可愛らしい。一重と八重咲きがあります。
樹高は5~8m。枝先に直径3.5~5cmのピンク色で八重咲きの花が4~6個、うつむきかげんに咲きます。
花が咲いた後にできる林檎に似た1cmくらいの小さな赤い実は、食べることができますが、あまり結実しません。
写真の「ミカイドウ(実海棠)(別名:長崎林檎、受咲海棠)」は、結実性も良く、2cmくらいで実を付けます。
和名「ハナカイドウ」は、美しいピンク色の花を咲かせることから、「ミカイドウ」に対して付けられたとのこと。
「ヒメリンゴ(姫林檎)(別名:イヌリンゴ)」もミカイドウの一種ですが花は白色で上向きに咲きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます