田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

栗の家(くりのいえ):笠間市

2017年12月01日 | 古民家っていいなぁ。(県外)
「栗の家」は、築100年以上を経た豪農屋敷を移築したそうです。
今年の7月上旬にあーちゃんと行って来ました。場所は、常磐自動車道岩間I.Cより約6分です。
茨城県は、日本一の栗の産地で、そのシェアは、全国の約24%もあるそうです。「栗の家」の命名の由来にもなっているようです。









屋内でも数々の素晴らしい骨董や古民具などが展示・販売されています。





27年末までは、地元産の栗を活かしたスイーツやコーヒーなどを提供する「茶房 栗の家」として営業していました。

現在は、営業を終了し、第1、第3日曜日の午前6時~午後3時に「栗の家骨董市」が開催されています。中国などのバイヤーさんも訪れるそうです

平成29年で22年目になる骨董市は、関東でも名の通る骨董市で、屋外の広大な庭で、多くの出店業者が営業しています。

道路を挟んだ反対側には、JA常陸農産物直売所「土からのたより」があります。
古民家風の建物で、新鮮な農産物はもちろん、手作り惣菜や青森産地鶏使用の焼鳥コーナーもあり、こちらもお勧めです。




八ッ場ダム(やんばだむ):長野原町

2017年12月01日 | 気になる物(乗物・建造物・構造物:巨木など)
今年の7月中旬にあーちゃんと群馬県長野原町で建設中の「八ッ場ダム」の工事現場を見てきました。

ダムを眼下に見下ろす「やんば見放台(無料展望台)」です。無料の大型双眼鏡も設置されています。
とにかく、すごいプロジェクトです。

見放台に行くには、この広場の脇にある駐車塲に車を止め、坂道を少し上ります。

八ッ場ダムは、群馬県吾妻郡長野原町(利根川水系吾妻川)において建設中の洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道及び工業用水の新たな確保並びに発電を目的とする多目的ダムです。
完成すれば神奈川県を除く関東1都5県の水がめとしては9番目のダムとなります。
ダム型式は「重力式コンクリートダム」で、堤体の高さは116m、総貯水容量は、1億750万m3(利根川水系ダムで3位)もあります。
因みに、貯水容量6億6000万m3の日本最大のダム「徳山ダム」は木曽三川のひとつ、揖斐川の最上流部にそびえ立つロックフィルダムです。浜名湖の2倍の水量を蓄えることができるそうです。

工期(完成予定年度)は平成31年度です。建設に要する費用の概算額は約5,320億円です。(当初計画の2.5倍にもなっています)

上流に架かっている橋は、新設された「八ッ場大橋」です。更にその上流には、「不動大橋」が架かっています。
2009年9月16日、鳩山由紀夫内閣が発足し、国土交通大臣に就任した前原誠司大臣が、認証式後の就任会見において八ッ場ダムの事業中止を明言し、一時は工事が中止になりました。
しかし、その後紆余曲折があり、2011年12月に前田武志国交大臣が建設再開を表明し、現在へと至っています。

建設の賛否は、良く判りませんが、もうここまで来たら完成を待つしかないのではと思います。
最終的には、事業費(税金投入額)はいったい幾らになっているのやら?