田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

「ここには“なにもない”があります」:いすみ鉄道

2019年01月07日 | 気になる物(乗物・建造物・構造物:巨木など)
いすみ鉄道」の沿線には有名な観光地はほとんどありません。

(2017.6.9 久我原駅で撮影)
最もメジャーなのが大多喜町の「大多喜城」。徳川四天王の一人、本多忠勝の築いた城跡があり、再建された天守が「千葉県立中央博物館 大多喜城分館」(正式名)になっています。

(2014.9.15 久我原駅で撮影)
いすみ鉄道は、元々は「国鉄木原線」。当時より赤字ローカル線で1988年に「いすみ鉄道」として第三セクターになりました。
三セクになった後も、乗客は減少を続け、2006年には乗客が国鉄時代の半分になっていました。
そうした中、いすみ鉄道の鉄ちゃん社長(鳥塚氏)が打ち出したのが、「ここには“なにもない”があります」という驚きのキャッチフレーズ。

(2014.9.15 久我原駅で撮影)
ここにはローカル線と長閑な田園風景、旧国鉄の車両、ムーミン列車しかありません。自虐ネタのようなキャッチフレーズですね。

そのポスターがこれ。いすみ駅の駅前にある「源氏食堂」に貼りだしてありました。(2018.12.12撮影)
毎年3月上旬から4月上旬には、鉄道全線26.8kmのうち約13kmが黄色いじゅうたんを敷いたような、菜の花路線へと変わります。
長閑な風景が広がり、とっても癒されるところですよ。

初詣×2&新年会

2019年01月06日 | 日々のあれこれ
初詣に複数の神社へお参りするのはNG? 2日に書いたblog(布施弁天part2)です。
調べてみると「複数の神社に参拝することはまったく問題がない。」とのこと。
日本には「八百万の神(やおよろずのかみ)」がいると言われており、この意味は「たくさん(無限に近いくらい)の神様がいる」ということ。
それぞれの神様が役割(学問や縁結び、子宝など)を持っているので、複数の神社にお参りすることは決して悪いことではないそうです。

余談ですが、
一昨日は暇だったので他の方のblogを閲覧していました。すると「あけおめことよろ」というタイトルがいくつかありました。
意味は「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」という年始の挨拶のこと。
「あけおめ」とは「あけましておめでとう」の略で、 主に携帯メールで使われた言葉で1990年代末から若者が使っていたとのことです。その後、会話でも使われるようになったとか。爺は全く知りませんでした。

話を戻しまして、

複数の神社への「初詣」は問題ないとのことなので、昨日、友人達と足立区の「西新井大師」にお参りに行って来ました。

東武スカイツリーライン「西新井駅」からたった1駅の「東武大師線」。車内は満員で「大師前駅」のホームは参拝客で溢れていました。

参道は両側が出店で狭くなっている上、「松の内」の土曜日と言うこともあり、かなり混んでいて、思うように前に進めません。

「西新井大師」は五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)といい、真言宗豊山派の寺院。「厄災消除」の祈願寺として創建されたお寺です。ご本尊は「十一面観世音菩薩」と「弘法大師」で、開創は西暦826年です。

ご利益は、厄除けの他、開運・方位除け・所願成就。所願成就なので神様への願いがかなうことということで、平たく言えば何でもお祈りすれば御利益があるということなのかなあ?

2日にお参りした「布施弁天」にも数多くの御利益が書かれていました。その際は「家内安全」を祈願しましたが、今回は宝くじが当たりますように「開運」を祈願しました。

お目にはかかれませんが、この寺には国宝「蔵王権現像(ざおうごんげんぞう)」や重要文化財「弘法大師像(制作年代は画風からみておよそ鎌倉時代13世紀後半頃)」などの「寺宝」が数多く所蔵されています。


「東門」。平成26年落慶

「山門」。江戸時代後期の建立。足立区指定有形文化財(建造物)

両脇に「金剛力士像」を祀っています。

昭和47年落慶の「大本堂」、鉄筋コンクリート造で残念。 ご本尊 「十一面観音」と「弘法大師」を祀っています。

「三匝堂(さんそうどう)」。一匝に八十八体大師像、二匝に十三佛、三匝に五智如来と二十五菩薩を祀っています。
螺旋構造や外観がサザエに似ていることから通称で「栄螺堂」、「サザエ堂」などと呼ばれます。
以前、参拝した取手市の「長禅寺」の「三世堂」もこれに当たります。

「水子地蔵」。水子供養が行われます。

手前が「四国八十八箇所お砂踏み霊場」。厄除弘法大師のご利益と観音慈悲の功徳を一時に与えて下さる礼拝所。後方が「弘法大師立像」です。

参拝をした後、境内でいつものように軽く一杯。缶ビール1本と煮込み一杯で1,000円。正月料金なので少し高い。

歩いて「西新井駅」から3分の「ギャラクシティ」(1994年3月開館)に向かいました。

もともとは都営住宅だった敷地で、ギャラクシティ建設とともに都営住宅も建て替えられた。

「ギャラクシティ」は小学生を中心とした子どもから大人まで心身の成長を支える「こども未来創造館」と 足立区の音楽文化の中心である「西新井文化ホール」の複合施設です。

名称の 由来は「 Galaxy (ギャラクシー:銀河) +City (シティ:文化ゾーン)」から来ているとのこと。

ここではプラネタリウム(まるちたんけんドーム)の動画を2番組(「日食を観察しよう」、「ハローアース」)鑑賞。気持ち悪くなるほどの迫力ある映像を楽しめました。

こちらのプロジェクターは、コニカミノルタプラネタリウム(株)製の「全天周デジタル映像」ということで、解像度7,000ピクセル(7K)の“超高精細”映像を投影することができます。
「こども未来創造館」の入館料は無料ですが、プラネタリウムは有料で個人1回券:大人500円。2回以上見るなら1日券:大人800円がお得です。


この後、新年会(18:00~)のお店のある「北千住駅」に向かいました。

新年会から参加のC.Tさんを含め7人。

会場は「魚屋ツキアタリミギ」というちょっと変わった店名。脇の通路の奥に2階への入口があり、こちらに通されました。

元はなんの建物だったのかなぁ?天井板が取り外され、小屋組みや野地板が直接見えます。昭和レトロな雰囲気でいいですね。

手書きの「お品書き」はこちら。全9品もあります。

初めて伺った店でしたが、お刺身など酒の肴は上々。2時間「飲み放題コース」でしたが、十分に満喫することが出来ました。

新宿御苑:新宿区

2019年01月03日 | 日本っていいなぁ(花とみどりと遊びのスポット)

9年前にかみさんと行った「新宿御苑」(58.3ha)の秋の風景です。(2009.11.28撮影)

新宿御苑は明治39年(1906)に誕生。江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があったところ。

当初、皇室の庭園として造られましたが、戦後、「国民公園」となりました。

新宿に勤務していたころ、同僚と弁当を持って行ったこともあります。

駐車場脇の黄葉

駐車場に車を止め、「大木戸門」から入園。

大木戸休憩所付近。正面の「玉藻池」を中心とする日本庭園は、内藤家の庭園「玉川園」の一部。

正面に見えるビルは「NTTドコモ代々木ビル(通称:ドコモタワー)

西新宿の超高層ビル街。

モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)」 

別名:プラタナス 並木が美しい整形式庭園

黄葉が綺麗。

特徴的な樹皮の「モミジバスズカケノキ

バラ花壇

イギリス風景式庭園

スイセン・ペーパーホワイト」 別名:シロバナスイセン(白花水仙)フサザキスイセン 

黄葉が美しい「メタセコイア」和名:アケボノスギ(曙杉)



中央の変わった超高層ビルは「モード学園コクーンタワー

秋と言えばなんと言っても紅葉ですが、

美しさと侘しさを感じます。



絵にしたくなるような見事な紅葉?。おじさん!園内にはもっと良いところがあるよ。

松林の中の「モミジ(種名不明)





かなり大きな「タギョウショウ(多行松)」 アカマツの園芸品種

モミジの紅葉とドコモタワー





タギョウショウ(多行松)



回遊式の日本庭園







ラクウショウ(落羽松)」の呼吸根 和名:ヌマスギ(沼杉)

大木の「ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)」の枝に乗る子供たち 別名:ヒマラヤシーダー



新宿門(新宿駅まで10分)。「イチョウ(銀杏)」の黄葉が際立ちます。



正面に「東京タワー」が見える。





イチョウ」の落ち葉の絨毯

イチョウ」の巨木

コダチダリア(木立ダリア)」 別名:コウテイダリア(皇帝ダリア)

日が短くならないと花芽ができないので、開花期が遅く11月下旬から咲き出します。

「大木戸門」に戻って来ました。「ドコモタワー」は10回目の登場。








布施弁天part2:柏市

2019年01月02日 | 日々のあれこれ
元日は、娘家族が総勢7人で我が家(否BOSO)に年始に来てくれ、賑やかな年明けとなりました。

近くに住む長女一家は夕方には帰って行きました。次女家族は我が家に泊り、翌2日の昼にはそのまま旦那君の親戚の所へ年始に行きました。


暇になった我々は、車で柏市布施にある「布施弁天」に初詣に出かけることにしました。昨年12月11日に「布施弁天」に一人で参拝に行き、14日にblogにUPしました。この時は「県指定文化財」を見るという目的でした。
境内には1~2人しか参拝者を見かけず、ひっそりとしていました。

今日は風はありましたが、快晴で本当に気持ちのいい日和でした。

参拝客で混雑しているだろうとは想像していましたが、臨時駐車場もほとんど満車でした。

写真には写っていない右側にも40~50台位停まっています。

道路から行列。「本堂」まで100m位並んでいたかなあ?

「楼門」前の階段で並び、

「本堂」の前で並び、

漸く参拝を終えました。「本堂」横から。

本堂の脇で行われていた「奉納 呼魂(こだま)太鼓」

「呼魂太鼓」は、創立35年になり、8月18日に記念公演が「アミュゼ柏クリスタルホール」であるそうです。中央は「鐘楼」

あーちゃんが「厄除御守」と「開運イノシシ」を購入。今年60歳になります(数え年で61歳)。還暦かあ!

男女最後の厄年は61歳。今年「本厄」です。

BOSOの我が家に大きな神棚があるので、私は「家内安全」のお札を購入。

この神社は色々と御利益があるようですが、メイン?は「家内安全」「商売繁盛」「厄除け」のようです。

今日も境内から「筑波山」が良く見えました。今回も「ぴんぴんころり地蔵」にお参りしました。
境内にある「茶屋 花華(はなはな)」でお茶していこうと思いましたが、10人待ちなのでやめました。

鳥居からみた「楼門」。弁天茶屋(左側に見える白い建物)はシャッターが下りています。閉店したのかなあ?

5日にも友人達と「西新井大師」に行く予定ですが、神社の「はしご」ってNG?

最後に「あけぼの山農業公園」の「日本庭園」をぐるっと散策し、帰路につきました。(1/1~3まで開園いています)


1年の計は元旦にあり

2019年01月01日 | 日々のあれこれ
新年明けましておめでとうございます。



いつも拙いblogをご覧いただきありがとうございます。

今年も頑張って記事をアップしますので、よろしくお願い致します。

皆様のご多幸を心よりお祈りいたします。

 平成31年 元旦

  住所:上総の国
  名前:いーちゃん&あーちゃん