田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

夏~秋:ハベナリア・メドゥーサ

2020年09月05日 | 花さんぽ・花めぐり

コロナ禍の影響で、全国の小中学校が宿泊を伴う修学旅行を中止したり、行き先を県内や近県に変更したり、

年明けに延期したり、日帰り研修に変更したりなどなどの動きが広がっている。

理由は「滞在先で児童生徒が発症した場合の安全確保が困難」とのことです。

夏休みは短縮、エアコンのない学校に通学、家族旅行も儘ならず、修学旅行まで中止ではあまりにも可哀想です。

一生に一度の貴重な思い出づくりができない。なんとかならないものかなあ・・・・。

 

今回は「ハベナリア・メドゥーサ(Habenaria medusa)」(ラン科)

’090905 10年以上前ですが、筑波実験植物園ではじめて見た時、ちょうど満開でした。

繊細な白い花がとても美しくエレガントで強く印象に残りました。

筑波実験植物園のHPでは「白い火の鳥」と紹介されています。

東南アジアに自生する「サギソウ(鷺草)」の仲間。(写真:最下段)

国内では2003年に初めて開花に成功した、とても珍しい植物とのこと 。

1枚の花弁が切れ込んで細長く伸びます。

種小名の「メドゥーサ」は、映画なので聞き覚えがあると思います。

ギリシャ神話に登場する髪の毛が蛇になった女性に因むそうです。

花の印象とはかなり違う恐ろしい種小名です。

 

<参考> サギソウ(鷺草)


春~秋の花:ブルーファンフラワー

2020年09月04日 | 花さんぽ・花めぐり

市内の65歳以上の10人に1人は「認知症」だそうです。

単なる物忘れならいいのですが、認知症の一歩手前である「軽度認知障害」だと困ります。

市の広報によると認知症の「初期症状」は次のような症状だそうです。

  ➀毎日飲む薬のことを忘れる。②日付が分からなくなる。

  ③同じことを1時間に何回も聞いたり話したりする。

  ④定期的に参加していた趣味・仕事を面倒くさがって行かなくなる。

  ⑤お金の計算ができなくなる。など

10年後には5人に一人が認知症になるとの予測。

自分がなったらと想像しただけで恐ろしいですね。その前にコロナ感染ですが。

 

今回はブルーファンフラワー(英名)」(Scaevola aemulaスカエヴォラ(スカエボラ)・アエムラ

クサトベラ科クサトベラ属の半耐寒性多年草(一年草扱い)

別名:スエヒロソウ(末広草) 

原産地:オーストラリア南部、東部

草丈は20~40cm。青紫色の品種が一般によく出回っています。

花期は4~10月。春と秋が開花の盛期です。

扇形をした5弁花で花径3~5cmの花を咲かせます。

花色は青紫、紅紫、白、桃などで園芸品種もあります。

葉は互生し、披針形~倒卵形で光沢があり、鋸歯があります。

茎が這うように育つので、グランドカバーにも適しています。


夏~秋の花:グロッバ

2020年09月03日 | 花さんぽ・花めぐり

電車・バスの乗り方を忘れました。 ? トホホ!

2月末にバス・電車に乗って出かけたのが最後。

持病があるため、半年間一度も乗っていません。勿論、飛行機も。

リタイアして通勤する必要がなくなったのが幸いです。

どうしても必要な用事があればマイカーでどこにでも行きます。

公共交通機関に躊躇せず乗れる日はいつ来るのでしょうか?

 

グロッバ」(学名:Globba:インドネシアの島の俗名)は、ショウガ科の非耐寒性の多年草(球根)

東南アジアの熱帯雨林に70種が分布しています。

私は最近まで「グロッ」だと思っていました。

英名「ダンシング・レディーズ・ジンジャー」と呼ばれます。

グロッバ属の植物でよく栽培されているのは、大きく分けてウィニティーとその園芸品種、ションバーキーの2種です

草丈は40~80cmほどで葉は広披針形または長楕円形。

地中に根茎があり、「ショウガ(生姜)」に似た草姿。

開花期は7~10月。花は茎の先に穂状に垂れ下がって咲き、花房の長さは10~15cm。

タイ原産の「グロッバ・ウィニティー」。

赤紫色の美しい部分は苞で、その先についている黄色い部分が花。

和名「シャムの舞姫」、「タイの舞姫」とも呼ばれます。(※シャムはタイ王国の旧名)

苞が赤紫色ではなく白色で苞が黄色に色づく園芸品種もあります。

タイ、ベトナム原産の「グロッバ・ショーンバーキー」は、

苞と花色の両方が黄色で比較的多く栽培されています。

 

 


夏~秋の花:ロテカ・ミリコイデス

2020年09月02日 | 花さんぽ・花めぐり

15年近く愛用してきた「体脂肪計」がかなりくたびれてきたので新しいものに変えました。

今回は、カラダまるごとチェックできる「体組成計」。

8項目が測定できるので、今度からはきちっとチェック?したいと思います。

今頃、健康管理に目覚めても、既に時遅しですが。トホホ!

これ以上病気が悪化しないように、現状維持を心掛けたいと思っています。

 

樹高1~3mほどになる常緑低木「 ロテカ・ミリコイデス」(シソ科ロテカ属)

温室や花壇で比較的よく見かける花です。原産地はウガンダ~ジンバブエ。

以前は園芸書でも「クレロデンドルム・ウガンデンセ」(Clerodendrum ugandense)とされていましたが、

ロテカ・ミリコイデス」(Rotheca myricoides)が正式な学名となり、この名前で呼ばれるそうです。

一般には、花の見た目から「ブルーエルフィン(青い妖精)」や「ブルーウイング(青い翼)」という名前で流通しています。

葉は対生し、楕円形~狭倒卵形。

蝶が舞っているような小さな花が集散花序をつけ、個々の花は横向きに咲きます。

5枚の花弁のうち、両側の4枚が空色、中央下の1枚が濃い青紫色の珍しい色合いです。

花期:7~10月。初夏から霜の頃までは、庭や花壇に植えて楽しむことが出来ます。

 

一見すると「カリガネソウ(雁草)」↑↓(別名:ホカケソウ(帆掛草))に似ていますが、カリガネソウは花弁が4枚なので区別できます。

こちらは斑入り種。花期は9~10月。

 


秋の花:蛸の足

2020年09月01日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、姪のところもめでたく二人目の赤ちゃんが生まれました。

’19年の出生数は、1899年の調査開始以来もっとも少ない86.5万人で、90万人を割り込みました

少子化は深刻で特殊出生率は1.36に。人口は自然増減で毎年50万人以上減少。

今年生まれた子供たちの未来はどんな世の中になっているのでしょうか?

新しい総理には子供たちの未来が明るくなるような政治を期待します。誰がなっても期待は薄そうですが。

話は飛びますが「待っていました!」 NHK朝ドラの「エール」が14日から放送再開(66話~)されます。

当初予定通り全話放送すると最終回は12月になってしまうため、全130話まで放送するかは未定とのことです。

 

今回はタコノアシ科の「タコノアシ(蛸の足)」 こんな科もあるんですね。

日本のほか東アジア一帯に分布し、河川敷や湿地に生育する多年草です。

茎は直立し高さ30~70cm。葉は互生、無毛で縁に鋸歯がある。

少々、地味花ですが、9月頃、放射状に分かれる総状花序をつけます。

白色の小花(花径:4~5mm)を多数咲かせ、その姿がタコ(蛸)の足に見えることが和名の由来。

10月頃には全草が紅葉し、茹で蛸のように赤く色づきます。

湿地などの生育環境の減少で個体数が少なくなり、環境省の「準絶滅危惧」(NT)。