田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

春の花:断崖の女王

2021年04月20日 | 花さんぽ・花めぐり

一昨々日から一昨日にかけて、BOSOのフルハウスで今年3度目の筍掘りをしました。

県内在住の友人夫妻が来てくれ、一緒に来てくれた昔の仲間は人生67年で初筍掘りと喜んでくれました。

放っておくと畑など至る所から筍が顔を出し、成長して竹になると始末に大変苦労します。

暫くはちょくちょく行って伐倒しなければなりません。5月になると今度は真竹の筍が大量に出てきます。

もったいないので誰か掘りに来てくれないかなぁ。

’210415「ダンガイノジョウオウ(断崖の女王)」(Sinningia leucotricha:シンニンギア・レウコトリカ

原産地のブラジルでは、野生のものが崖にへばりつくように生えいるためこの名が付きました。

’050410 英名:ブラジリアン・エーデルワイス 

イワタバコ科シンニンギア属の多年草 花期:5~10月

’050529 原産地では、葉や花の表面に細く柔らかいビロード状の銀白色の毛が生えていて可愛らしい花です。

’210415 花はオレンジ色で筒状。花茎の根元には大きな塊根がある塊根植物(コーデックス)

成長も早く、性質も丈夫、花の時期は長く、成長期はつぎつぎと花を咲かせます。


春の花:バニラ

2021年04月19日 | 花さんぽ・花めぐり

’080329 「バニラ・プラニフォリア」(Vanilla planifolia) メキシコ、中央アメリカ原産

’210415 ラン科バニラ属の常緑つる性植物

バニラの「花」 花の寿命は短く、普通は8時間ほどしか開花していない。

花には匂いがありません。

蔓は樹木やその他のものに絡んで成長し、長いときは60mを超えるそうです。

’061028 バニラの未熟果(種子鞘)果実は長さ15~30cmほど

緑色の果実は青臭い匂いがするだけ。

’090711 お菓子作りに欠かせない、細長い果実を乾燥・発酵させたものが”バニラ・ビーンズ”↑

バニラ・ビーンズをアルコールに漬けて香りを抽出したものが”バニラ・エッセンス”です。

鞘の中には非常に微細な黒色の種子が無数に含まれていて、甘い香りのもとはこの種子。

”バニラアイス”に混ざっている小さいつぶつぶがこれ。

こちらは別種の「バニラ・ボルニエンシス」(Vanilla  borneensis)アッサム、マレーシア、ボルネオ原産


春の花:熊谷草

2021年04月18日 | 花さんぽ・花めぐり

’210415 つくば植物園の落葉広葉樹林で「クマガイソウ(熊谷草)」(Cypripedium japonicum) が満開です。

ラン科アツモリソウ属の多年草 花期:4~5月 ちょっと気色悪い花です。

花の袋状の部分を熊谷直実が背負った母衣(ほろ)に見立てて名付けられた。

園芸目的の採集・森林伐採などにより減少し、絶命危惧類(VU)に指定されています。

’050429 全形 

葉は対生するように二枚つき、それぞれ扇型の特徴的な形をしています。


春の花:エキウム

2021年04月17日 | 花さんぽ・花めぐり

’210415「エキウム(Echium」はスペイン領カナリア諸島原産。

種類も多種多様で、赤、青、紫、白など様々な色の「エキウム」が生息しているそうです。

’210415 つくば植物園サバンナ温室のエントランス。

エキウム・ウィルドプレッティイ(プレッティ)」(Echium wildpretii

’210415

’210415 ムラサキ科エキウム(シャゼンムラサキ)属のニ年草 

'210220 こちらは花茎が立ち上がる前。あっという間に大きくなりました。

’210326 こちらで育成していました。

’210415 花期:5月中旬から6月上旬。既に開花していました。

現在高さ1m~1.5mほど。まだ蕾が多数あるのでまだまだ伸びるようです。

以下は「つくば植物園」の解説文です。

カナリア諸島テネリフェ島の固有種。火山の河口近く、標高1300~2000mの乾燥地に自生します。種子から2年間をかけて成長し、花が咲くと高さ3mにも伸びます。45000個の花が咲き開花後は枯れ、種子で命をつなぎます。栽培は困難ですが、「宝石の塔:Tower of Jewels」という名前のとおり欧米では珍重される植物。

なお、「京都府立植物園」では1982年に国内初開花に成功。本種の他に「カンディカンス(青)」と「シンプレックス(白)」があり、同園のHPに写真が掲載されているのでそちらもご覧ください。また、同園ボランティアが花の数(種子)を数えた結果、1本あたり16,000個の花をつけていることが判ったそうです。(平均的な個体の高さ1.6m)


アンデルセン公園の華花:春②

2021年04月16日 | 花さんぽ・花めぐり

ふなばしアンデルセン公園」に咲いていた草花です。(撮影日:3月23及び4月6日)

チューリップ  ’オルカ’」(Tulipa) ユリ科チューリップ属の多年草(球根)

チューリップ  ’ブルー  ダイヤモンド’ 」 

チューリップ  ’デイドリーム’」 

ヘリクリサム  ’コロロ ブラッドオレンジ’」(Helichrysum)

キク科ムギワラギク(ヘリクリサム)属の多年草 太陽を思わせるような、赤みのあるオレンジ

ヘリクリサム  ’コロロ レモン’」 鮮やかな黄色の花。花が大きく、花付きが良い。

マーガレット  ’ストロベリー ホイップ’&’デイジー イエロー’」(Argyranthemum Frutescens)

和名:モクシュンギク(木春菊) キク科アルギランテマム(モクシュンギク)属の常緑多年草

マーガレット  ’フェアリーダンス シンプリーコーラル’」 

花が咲き進むにつれて、淡ピンクから濃ピンクに花色が変化するのが特徴。

宿根メシア・ネシアシリーズ ’ サンシャイン’」 (Nemesia  cv.)

ゴマノハグサ科ネメシア属  宿根草  花期:四季咲き 黄色いニュアンスカラー

ビオラ  ’ラビットランド’ 」(Viola ) スミレ科スミレ属

花期:10月下旬~翌年5月 「うさぎの耳」のような可愛いビオラ

デルフィニウム  ’チアブルー’」(Delphinium  cv. 

キンポウゲ科ヒエンソウ(デルフィニウム)属の一年草扱い

栄養系(挿し木増殖)「ハイブリッドゼラニウム  ’カリオペ・ダークレッド’」 

フウロソウ科テンジクアオイ(ペラルゴニウム)属 花が大きく耐暑性抜群で何より雑種のため強健

デンス  ’ビーダンス イエロー’」 キク科ビデンス属の多年草 

花期:3~6月、9~11月 開花持続性も強く、真夏を除く春から冬まで長く咲く。

ネモフィラ・メンジェシー(インシグニス)」(Nemophila  menziesii) 別名:ルリカラクサ(瑠璃唐草) 

ムラサキ科ルリカラクサ属の一年草 花期:4~5月

チロリアン・デージー」(Bellis perennis ’Tyrolian Daisy’)

和名:ヒナギク(雛菊)キク科ヒナギク属の一年草