さいたま市に「桜区」という区があります。この区の名前は同区にある日本最大級の「田島ヶ原サクラソウ自生地(特別天然記念物)」があることに由来します。
このような野生の群落は稀で、野生種は開発などから減少し、準絶滅危惧 (NT) 種になっています。
'050424 「サクラソウ(桜草)」(Primula sieboldii)は、サクラソウ科サクラソウ(プリムラ属)属の多年草。
別名:日本桜草 北海道(南部)・本州・九州/朝鮮・中国(東北)・シベリア東部に分布
江戸時代から多様な色、形、姿の園芸品種が作られ、現在約320種あるそうです。
花期は、4~5月。長さ15~40cmの花茎に7~20個の花を咲かせる。
花冠は紅紫色、花喉部は白色、5つに深裂し径2~3cm。
4月、全国の植物園などで「さくらそう展」が開催されています。
’060430 川口GCの桜草花壇
今回は、「川口市立グリーンセンター(川口GC)」で展示されている桜草の中から数点をUPします。
’210407 まだ、3段↑ですが順次、開花に併せて花が追加されるようです。
’玉珊瑚’
’隠れ蓑’
’霞の森’
’綾瀬川’
’蛇の目傘’
’大子紅’
’小桜源氏’
’岩木山’
’泰山白’
’足利板倉山’
最近は、八重の品種も作出されていて、‘以心伝心’という濃いピンクに八重の花もあるそうです。
’060430 つくば植物園
伝統的な陳列法「桜草花壇」
なお、つくば植物園でも4/17~4/25まで「さくらそう品種展」が開催される予定。
日本屈指の100種類を超えるサクラソウが展示されます。
中央下は’瑠璃殿’