田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

ユニークな名前の植物③

2022年02月08日 | 花さんぽ・花めぐり

昨日は2か月ぶりの通院でした。

血液・尿検査の結果は安定しており一安心。

医療費が高いのがたまにきずですが仕方ありません。

不定愁訴は相変わらずですが、検査結果には表れてきません。

 

今回は私が厳選した「ユニークな?名前の植物」です。

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)」、「ショウベンノキ(小便の木)」、「ウシコロシ(牛殺し)=鎌柄」などはユニークというより、気の毒な名前なので、またの機会にします。

➊「チューインガムノキ(チューインガムの木)」(Manilkara zapota)アカテツ科マニルカラ属

サポジラ」(sapodilla)の別名。

ガムベースの主原料はチクル(サポジラから取れるラテックスという白色の樹液を煮詰めたもの)という天然樹脂。

現在は、高価なので酢酸ビニルなどの合成樹脂が多いようです。

果実は完熟すると生で食べられ非常に甘く美味しいそうです。写真は未熟果

 

➋「サラダノキ」(Pisonia grandis)オシロイバナ科ウドノキ属

別名:キャベツノキ(英名)、トゲミウドノキ(刺実独活の木)

柔らかな葉はレタスのような味がし、生食されていることから、この名がつきました。

若葉はクリーム色からライトグリーンで美しいので観賞用としも植えられます。

 

➌「スナバコノキ(砂箱の木)」(Hura crepitans)トウダイグサ科フラ属

手前が緑色が雄花の蕾、奥の赤い色が雌花。赤い花を咲かせます。 

英名”Sand-Box Tree”を日本語に翻訳。別名にサルノトウナスダイナマイトツリー

名前はインキの吸取紙が無かった時代、本種の未熟果を油で揚げ、小さな穴を開け、インキを吸い取るために振り撒く砂を詰める砂箱にしたことに因む。

幹には無数のトゲがびっしりと生えている。

 

➍「アメダマノキ(飴玉の木)」 (Phyllanthus acidus)トウダイグサ科コミカンソウ属

直径2cmほどの淡黄緑色の果実で”飴玉”に似ていることが名前の由来

acidusは”酸っぱい”と言う意味で、美味しくないそうです。

 

➎「オハグロノキ(お歯黒の木)」(Cratoxylum ligustrinum)オトギリソウ科 オハグロノキ属

マレーでは材から取れるタールで歯を黒く染めたと言われます。

葉は茶に利用。根や樹皮は風邪や下痢の薬とされた。

なお、「ヤシャブシ(夜叉五倍子)」も果球が歯を染める「おはぐろ」に使用されたことから「オハグロノキ」といいます。

他にもタマゴノキ、パンノキ、ゴバンノアシなどユニークな名前の植物がありまが、またの機会に。


ユニークな名前の植物②

2022年02月07日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、市役所で「マイナンバーカード」の申請をしてきました。

市職員がカード申請に必要な顔写真をタブレット端末を利用して撮影し、オンライン申請の補助をしてくれるので楽ちんです。

なお、『マイナンバーカードが免許証として使えるようになっても、免許証の発行は続く

現行でも、2025年3月の一体化後でも、マイナンバーカードの表面の記載は同じで、免許情報はスマートフォンなどの読み取り装置を使わないと判読することはできない。

また、健康保険証と同じで、本人が一体化を希望して手続きした場合に、初めて免許証代わりになるとのことです。

健康保険証や免許証との一体化のメリットがどの程度あるのかわからないので暫くは様子見?です。

 

➏「モッテノホカ」(Chrysanthemum×morifolium  cv.)キク科キク属

食用菊の品種「延命楽(えんめいらく)」のこと。酢の物などの料理に使われる。

山形では愛称:’もってのほか’、新潟では「おもいのほか」などと呼ばれる。

➐「アクマノツメ(悪魔の爪)」=フィソプキシス・コモザPhyteuma comosum)キキョウ科シデシャジン属

残念ながらまだ見たことがなく、当然写真もないのでこの写真↑は「咲くやこの花館」のHPからお借りしました。

高山植物の特色でもある草丈の低さは顕著で10cmにもなりません。

花は先端部が濃紫色で悪魔の爪のように見えることからドイツ語で「Teufelskralle(悪魔の爪)」と呼ばれる。

➐「ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)」(Ajuga decumbens)シソ科キランソウ属

キランソウ(金瘡小草)」の別名。春から初夏に道端などでよく見られる濃紫色の雑草。

根性葉が地面に張り付くように放射状に広がる様が、地獄の釜の蓋に見立てられたもの

ヒメキランソウ(姫金瘡小草)

➒「チャルメルソウ(哨吶草)」(Mitella)ユキノシタ科チャルメルソウ属

名前は果実がラーメン屋台でお馴染みの木管楽器「チャルメラ」を連想させるため

アマミチャルメルソウ(奄美哨吶草)」↑

モミジチャルメルソウ(紅葉哨吶草)」↑ そのほか姫・土佐・筑紫哨吶草などがあります。

➓「ハミガキグサ(歯磨き草)」(Equisetum hyemale)トクサ科トクサ属

かつて茎を歯磨きの代わりに使っていたことに由来します。

常緑のシダ植物「トクサ(砥草、木賊)」の別名

茎に多量の珪酸(けいさん)を含むので硬くざらついており、物を磨くのに使用


ユニークな名前の植物➀

2022年02月06日 | 花さんぽ・花めぐり

ガーデンプランナーの長谷川さんがユニークな名前の植物」を紹介しています。

私の写真ストックから当該植物の写真を探してみました。

詳細はくすっと笑える植物の名前~珍名・和名編~」で長谷川さんの記事を検索して下さい。

➊「アアソウカイ(亜阿相界)」(Pachypodium geayi)キョウチクトウ科パキポディウム属

名前は、アジア(亜細亜)の「」とアフリカ(阿弗利加)の「」、両大陸の植物の接点(境)であるマダガスカル原産であることに因む。

柱状の茎の全面に刺があり、夏に白色の筒状花を咲かせます。

葉は螺旋状につき裏面が銀灰色

 

➋「ヘクソカズラ(屁屎葛)」(Paederia scandensアカネ科ヘクソカズラ属

ひどい名前ですね。葉や茎など全草を傷つけると悪臭を放つことから名付けられました。

別名「ヤイトバナ(灸花)」、「サオトメバナ(早乙女花)」とも呼ばれるようです。

黄褐色の実がたくさんつきます。

 

➌「カネノナルキ(金の成る木)」(Crassula ovataベンケイソウ科クラッスラ属の多年草

クラッスラ・ポルツラケア(シノニム:C. portulacea)、園芸名:カゲツ(花月)

名は、穴あき硬貨にまだ小さい葉を差し込むと、生育するうちに外れなくなり、木にお金が生っているように見えることから。

花月」の矮性品種「サクラカゲツ(桜花月)」(C. ovata ’Sakurakagetsu’)

幼苗のころから花芽がつきやすく。ピンクの花を咲かせる。

 

➍「ナンジャモンジャノキ」(Chionanthus retususモクセイ科ヒトツバタゴ属

満開の「なんじゃもんじゃの木」≒主に「ヒトツバタゴ(一ッ葉田子)」の別名。

クスノキ(楠)、ニレ(楡)などもなんじゃもんじゃの木と呼ぶことも。

 

➎「オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)」(Veronica persica)オオバコ科クワガタソウ属

帰化植物で、春先に全国の道端や畑などで見られ、空色の花が咲きます。

別名:星の瞳、瑠璃唐草 英名:バードアイ、キャッツアイ

在来種の「イヌノフグリ(犬の陰嚢)」(花色:淡桃色)の果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いた。

オオイヌノフグリの果実はハート型で、フグリに似てはいないそうです。

 

 

 

 


ラシア・スピノーサ

2022年02月05日 | 花さんぽ・花めぐり

一昨日、所得税(令和3年)の還付申告をしました。

還付されるので嬉しくもあり、一方、それ以上に医療費などの支出があったということなので悲しいことです。

一昨年、65歳になり介護保険料が大幅にUP。

医療費も2つの基礎疾患の通院などで10万円を大幅に超えてしまいました。

前年のデータをもとに修正してe-Taxで申請しようとしましたが、データが見つかりません。

仕方なく、一から入力し直し大幅に時間がかかりました。

余談ですが、昨年は社会保険料控除を入力し忘れ、更正の請求をしました。

年末になって所得税や住民税が前年より多いことに気付きました。

税務署や市役所で手続きをしなければならず、これが結構面倒。

結果、追加で1万6千円弱還付されました。

’040807 つくば植物園水生温室

ラシア・スピノーサ」(Lasia spinosa.) マレーシア原産

別名:ミズヤツデ(水八手) サトイモ科ラシア属の常緑多年草 

葉は羽状に深く切れ込んでいます。茎や葉の裏に棘があります。

’220128 ユニコーンの角のような螺旋状の長く鋭く尖った仏炎苞が何本もあります。

生憎、紅紫色の肉穂花序は見えませんでした。


千成甘蕉

2022年02月04日 | 花さんぽ・花めぐり

この間、TVのクイズでバナナの実は上向きつくのか、下向きにつくのかという問題がありました。

答え:上向き。最初は下向きですが、実が大きく成長していくに従って、太陽の光を浴びようと上向きに反り返ります。

バナナ(Musa)は、ご案内の通り多年草。樹木ではありません。幹に見える部分(偽茎)は木質化せず、大きなものは草丈が5m以上もあります。

種類は約40種あります。以前「夏の花:バナナ&バショウ('200630)」で数種UPしました。そちらもご覧ください。

'220112 今回は「センナリバナナ(千成甘蕉)」(Musa chiliocarpa)です。

バショウ科バショウ属の常緑多年草 マレーシア原産

'220128 センナリバナナは一つの果実が親指ほどしかありません。

そのかわり果実は1000個以上もつきます。

実は黄色に熟し甘いのですが小さすぎて食用には向かず、飼料用や観賞用に栽培されています。

バナナができている茎(花序)の先端に、筆の先ような形をした部分があり、そこに雄花があります。

紫がかった苞葉が開いていると、その内側の根元に小さな花が並んでいるのが見えます。

近くの地面に黄色の雄花が落ちていました。