みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん井川へ

2019-12-25 06:02:00 | 日記


今朝、8時57分、ボンッと音がして風で杉の木が伐倒方向通りに倒れました。後は見晴らしが良くなりました。


右下の穴はジャッキを置いた跡。黄色い矢を5本使用した。川側に足場が無いので追い口が真っ直ぐ切れない。最後は風を待つ。


ジャッキです。
午前中は家の掃除と洗濯をして、午後は木沢診療所で注射をして、下へ出ました。




午後の予約が遅く、上那賀病院を出るときは午後5時を過ぎてしまいました。専門医の先生に診て頂いた結果は、梅やんの認知症の検査点数は10点で半年前と同じ点数が取れたこと、コリンエステラーゼが100だったことについては気にしないで良いこと、副作用があるなら認知症の薬はヨクカンサンだけでいけばよいことでした。


夕食はレストランもみじ川温泉で海鮮どんぶりにしました。


その後は藍住町のシゲの家に寄り、2人のひ孫を抱いてご機嫌の梅やんでした。9時過ぎにおいとまをして、高速道を美馬インターまで走り、後は三好市の自宅まで下道を通って、10時半に我が家に着きました。梅やんの寝床は家人が敷いてくれてあり、食後のクスリを飲ませて、強制的にパジャマに着替えさせて寝させました。スケジュールいっぱいの1日でした。
今日から池田のデイサービスです。夕方は歯医者さんに梅やんの右上の歯を見てもらいます。
それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 カボチャを食べる日

2019-12-24 04:55:00 | 日記


昨日の梅やんは迎えのデイサービスの車で出かけました。


西三子ニシミネヤマは雪がかかりました。聞くところによれば、土須峠は雪で木が倒れ通行不能で車は途中から引き返し南へ回り道して作業員が木沢の現場に着いたらお昼前だったそうです。ご苦労様です。


私は家の前の環境整備作業を慎重に進めました。杉の木は少し傾いてきました。矢を入れてあるので後は風力に任せます。


カシドマルは真白になりました。剣山スーパー林道は15cmの積雪だそうです。


メリークリスマス。梅やんがデイサービスからクリスマスのツリーの作品を持ち帰りました。きれいに出来ております。
夜、梅やんはセツ姉にリンゴをいただいたお礼の電話をしています。番号を言ってあげれば電話のボタンを押せました。



梅やんの夕食はカボチャやサラダです。セツからの戴き物です。
さて、今日は朝から年末大掃除して、午後から木沢診療所で骨粗しょう症のテリボン注射をして、4時半から上那賀病院の脳神経の予約診療を受けます。上那賀病院では認知症の検査と投薬の相談です。そして、そのまま三好市井川まで梅やんを連れて行きます。明日から年末まで私の家と池田のデイサービスです。
お正月は徳島市のセツ姉宅でご馳走をしてもらって過ごす予定です。
それでは今日はこの辺で。









みなみの梅やん介護日誌 高い山には雪

2019-12-23 07:28:00 | 日記
昨日、私は冷たい雨の中を阿南市回りで午後7時半過ぎに実家に来ました。梅やんはすでに夕食は済ませていました。


しかし、嚥下がうまく出来ないらしくお盆の上にたくさん出しています。嚥下困難?


紙パンツを夜用に履き替えさせて、寝させました。風呂に入るとは言わずに8時過ぎにそのまま寝ました。安定しておりました。
今朝は、樫戸丸や六郎山に雪が降っています。



本日は、木沢デイサービスに梅やんが年内最後の利用に行きます。


おろそろ起こします。これから朝食の用意です。
障子に朝の光がさしています。
それでは今日はこの辺で。









みなみの梅やん介護日誌 血圧良好な梅やん

2019-12-22 06:37:00 | 日記


今年の冬は雪が無いので峠道を通行する者にとってはとても助かります。しかし、剣山スーパー林道は進入禁止のバリケードが有ります。木沢側で休憩して見ると、シカの足跡がたくさんありました。


昨日は土曜日、午後1時半に三好市井川の自宅を出て途中買い物をしながら、午後5時に木沢の実家に着きました。


三野町道の駅でコメ5キログラム袋を購入しました。

梅やんは家にひとりで居りました。
デイサービスで作った作品を持ち帰ってありました。


血圧測定すると122/80でした。用意しておいた夕食後のクスリは飲んでいました。
トイレには紙おむつ4枚と尿パットも1つ脱ぎ捨ててありました。タップリと尿をふくんでおり、計量すると2kgありました。2000cc分あるのかな。ズボン下2枚とパジャマズボンを脱いでありました。
用意しておいたオデンはほぼ鍋を全部食べてありました。殻付きのピーナツも全部食べていました。1日何をしていたのか、尋ねてみても、「格別何もしとらん」と言います。梅やんは夕食を食べ、風呂に入るとすんなり午後8時に寝ました。寝つきもよく、夜中もよく寝ておりました。
今日も日曜日で梅やんは休みです。私は徳島市まで所用に行きます。それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 介護人は忘年会

2019-12-21 12:44:00 | 日記


写真は昨日の高越山です。

昨夜の9時、セツ姉から着電履歴があり折り返し電話して見ると、実家の梅やんが電話に出ないとのことです。私が電話すると、梅やんが出たので、セツの番号書いてあるのを押して電話をかけるように言いました。多分、出来たのでしょう。その後はかかって来ず、私は忘年会のカラオケを1曲歌って10時に帰宅しました。唄は「赤いハンカチ」。

今日は借りていた本を井川交流センターの図書館に返す日だ。『海浜の光景』の母は最期を病院で終わる。「医者は腕を伸ばすと時計を読んで、『11時19分』とカルテにうつさせると、いつものように大股に部屋を出て行った。すべては一瞬の出来事のようだった。…そのとき、いつか海浜を石垣沿いに歩いていた信太郎は、目の前に広がる光景にある衝撃を受けて足を止めた。…歯を立てた櫛のような、墓標のような、くいの列をながめながら彼は、たしかにひとつの死が自分の手の中に捉えられたのをみた。」

認知症高齢者日常生活自立度という判定基準があります。Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと段々重くなり、最重度Mになると著しい精神症状や問題行動あるいは重篤な身体疾患がみられ、専門医療を必要とするようになります。『海浜の光景』に描かれた母は10年目くらいにMの段階に到達したのでしょう。梅やんにもMの段階は来るかもしれないし、寿命の前にMへの進行を抑制するのが良いのでしょう。

今日は午後から木沢へ向かいます。