みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やんの頭はゴチャゴチャ

2019-12-16 07:04:00 | 日記
昨夜8時、梅やんは木沢の実家に帰って来ました。途中の坂州でいとこのキミちゃんから里芋を炊いたおかずをいただきました。同級生の家はまだ帰っていないらしく灯りがついていません。


家に着くと梅やんは「飯炊こう!夕飯たべとらん」と言い出しました。夕食は5時にセツ姉宅でよばれて来たのだからたくなと言うと、「飯も食わさんのなら夫婦で一緒におるこたあ無い!ええ女の所へ出て行け!子どもまで作っておいてからに、情けない。」と怒り出しました。私はその子どもなのですが、梅やんの頭はゴチャゴチャになっています。


セツ姉が作ってくれた団子を1つ食べた後、2つ目は「1つも食べとらん」と言って食べかけて置きました。


ツムラヨクカンサンを飲ませて休ませました。


近頃は便利になって、ミッちゃんから前夜の同窓会の写真メールが送られて来ました。時計の針は午後9時25分を指しています。


50年前のフシノキ集落の様子を写した写真も送られて来ました。カイジャやヨネダ先生の家やリキさんの本籍地があったクリズの辺りも段々畑の中に有ります。250年も前からの家の棟札もあるそうです。






現在では、フシノキは大半が杉林になり3軒が残って居ます。写真の左端です。
みなみの梅やん90歳。同級生で村に居るのは2人だけとなりました。最後まで頑張りましょう。


なつかしい母校の跡、標高726メートルの地にあった。ミッちゃんの写メールより拝借。

今日の梅やんはデイサービスに行きます。私は実家に居ります。
それでは今日はこの辺で。