第10回健康講座 9/18
ロコモ体操をみんなで
千葉白井病院の山本浩仁郎先生が血液・血管を語った
▲生活習慣病と血液・血管の関係を語る山本浩仁郎先生
第10回健康講座が9月18日(水)に白井市文化会館2階「かおりホール」で開催され、約70名の市民が参加しました。今回の主催は白井健康元気村ではなく、千葉白井病院。元気村と白井シニアライオンズクラブは後援する立場。講師の千葉白井病院に勤務する内科医の山本浩仁郎先生で、評判が良かった昨年11月の健康講座に次ぐ2回目の講演です。
テーマは「血管・血液の健康維持について」。高齢化がすすむにつれ、どうしても血管や血液に問題が生じ、いわゆる生活習慣病をひき起こしがちです。生活習慣病は血管に強いストレスを与えますが、困ったことに、ほとんど自覚症状がありません。しかし、全身の血管が知らず知らずのうちに傷つくと、一体どうなるのでしょうか。
山本先生は、動脈硬化などの老化現象が進み、脳梗塞、心不全、腎不全、眼底出血などの原因となると会場の参加者に警鐘を鳴らしました。
次に山本先生は、糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症といった生活習慣病などの定義・原因・症状・対策などを解説、血管の維持が健康長寿を保つためにいかに大切かを参加者に訴え、講演を締めくくりました。そのあとの質疑応答では、来場者から質問が飛び交い、血液と血管についての関心の深さを示す講演会だったと言えるでしょう。
講演の後、千葉白井病院リハビリテーション科のスタッフが登壇し、高齢者の間で深刻な問題になっているロコモティブシンドローム(ロコモ症候群)の説明を。ロコモ症候群とは、関節の拘縮と筋力低下によって移動ができなくなってしまう状態のことです。これを防ぐために、この日は椅子に座りながらのロコモ体操の実演が行われました。指導員の動きを観ながら会場の参加者全員で行うロコモ体操はまさに圧巻でした。
太もも裏・ふくらはぎのストレッチ
太もも裏のストレッチ
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