オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

FE126Eが倒せない

2015年04月18日 05時54分58秒 | オーディオ
カノン5Dといえば、バックロードホーン。
最近は色々なスピーカーを作っていますが、やはりバックロードホーンの音は忘れられないものがあります。

特に、思い入れがあるのがFOSTEXの「FE126E」ですね。
現在は「FE126En」にマイナーチェンジしましたが、基本的なスペックは一緒です。



こいつの魅力は、やはり強力な磁気回路と、軽量振動板につきますね。
そこから生み出される、瞬発力のある音は、他に代えがたいものがあるのです。

さらに公称能率は93dB/W、中高域だけでいれば95dB以上はあるでしょう。
12cm口径でありながら、驚異的な能率です。高能率による解放感のある音色も、一つの魅力ですね。


一方で、低音の出にくさも人一倍です。
バックロードホーン以外では低音を引き出せず、
そのバックロードホーンの作製にはだいぶ苦労したものです。

S-001 (2006年8月)




S-002 (2007年2月)


S-005 (2007年9月)


S-012 (2010年5月)


S-024 (2011年8月)


S-041 (2014年1月)






そんなこんなあって、今回もまたリベンジです。
新作S-046のお披露目です♪



次回は、設計の詳細について書こうと思います。

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