ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

平城遷都1300年祭バスツアー その4

2010-10-03 11:00:42 | 日記
 今日は、「平城遷都1300年祭バスツアー」の第4弾「現代に蘇る薬師寺編」です。

 13:45に「唐招提寺」を出発して、走ること約10分、13:55に「薬師寺」に到着。

 見学時間は、1時間20分です。

 「薬師寺」は、天武天皇が六八○年に発願し、持統天皇が六九七年に本尊の開眼、さらに文武天皇の時代に完成したという長い年月を重ねてお寺の全体が飛鳥の地に誕生しました。

 さらに、平城遷都により、現在の地に移されたという歴史を持っています。

 享禄元年(1528)の兵火で国宝の東塔以外のすべての建物が焼け落ちてしまいました。

 じいちゃんが中学生くらいの頃、よくテレビに出ていた高田好胤管主が、昭和42年に白鳳伽藍の復興を発願して以来、およそ40年をかけて平成15年に現代に白鳳伽藍が蘇りました。



 この復興は、多くの人々によるお写経勧進と国の援助で行われました。

 「善人の 勧進経で 萌える朱(あか)」

 そして、これから10年間をかけて修理を行うため、見られなくなる「東塔」…。



 東塔の梁は結構虫が食っています。



 「虫食いの 梁で歴史を 偲ぶ塔」

 公開されている「東塔」の天井画を鏡で見て、天井を覗き込みます。

 かすれた「蓮」の絵も10年後に美しく蘇ることでしょう。

 「金堂」の「御本尊・薬師三尊像」を礼拝し、きれいな西塔を振り返ります。



 大講堂を見て、玄奘三蔵院伽藍に向かいます。

 ここには、東山魁夷画伯が描いた「大東西域壁画殿」があり、シルクロードの美しい風景が、まるでそこにあるように再現されています。(写真はもちろん撮れませんでした)

 ゆったりと参道を歩いていると、修学旅行?の女子高生が何やら大騒ぎしていました。



 15:15 バスは「薬師寺」を出発。

 後ろのおばさんは、まだまだ元気です。最後の目的地「石舞台古墳」まではおよそ1時間の道のりです。

 おばさんが、街道沿いにある店の名前が面白いと大笑いしています。

 「道端の 店の名前で 盛り上がる」

 話題は、常に彼女たちの身の回りに転がっていて、尽きることがありません。

 「石舞台古墳」は、飛鳥山に囲まれて、静かな佇まいを見せていました。

 明日に続く
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